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2014年11月17日 (月)

フューリー ジャパン・プレミア

まともな神経じゃいられない

Fury

公式サイト http://www.fury-movie.jp
11月28日公開

製作総指揮・主演: ブラッド・ピット
監督: デヴィッド・エアー  「エンド・オブ・ウォッチ」 「サボタージュ」

1945年4月、第二次世界大戦・ヨーロッパ戦線の終結4週間前。ナチスがはびこるドイツに、総攻撃を仕掛ける連合軍。戦車“フューリー”を駆るウォーダディー(ブラッド・ピット)のチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。 新人のノーマンは、想像をはるかに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜けて進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、 絶望的なミッションに身を投じる。

サイトをチェックしていて、たまたまジャパンプレミア上映会のチケット販売を知りましたが、発売から時間が経っていたので売り切れだろうと見てみたら、まだ思っていたより残っていたのよ。
2千円でトップスターの舞台挨拶付きの試写会が見られるなら、お得でしょ。TOHOシネマズのポイントも付いたわよ♪

会場はマリオンの映画館。
1階にレッドカーペットイベントのスペースが設けられていました。
当然通行人からは見えないようになっていたけれど、阪急やルミネの上の階から見ている人たちがいた。
なのでわたしもエスカレーターで、5階とか4階に行ってみました。
ゲストたちが真下の見にくい位置にいたので、顔はよく見えませんでした。
写真を撮る予定ではなかっので、持っていたのが20倍ズームのデジカメでなかったのが残念無念。

Fury_rc_bp
↑サインしているブラピ

Fury_rc_r
↑ツーショット写真を撮ってあげているローガンくん

レッドカーポットのスペースが狭いから人数も少なく、ブラピとローガンくんは、サインだけでなく一緒の写真もたくさん撮ってあげてましたよ。

上映前の舞台挨拶は時間通りに始まり、15分ほどで終了。
ブラピはラフな黒の上下、ローカンくんはスーツにネクタイと、なぜかばらばらな服装だったわ。
ブラピがローガンくんをからかったりして、ユーモラスでした。
ローガンくんは真面目で、若くて初々しかった。

ローガンくんの大ファンらしき女子高生(多分)3人組みが、客席にいたの。
彼の名前を書いたボードを出して一所懸命に手を振るから、ローガンくんも度々彼女たちを見て手を振っていたの。
彼女たちはうれしかったんでしょうね。舞台挨拶が終わると、3人抱き合って喜んでましたよ。

さて映画は、戦争の悲惨さ残酷さを、リアルに描いていました。
新米兵士ノーマンの変化が物語る、戦争の狂気。
死体の山を見ながら進んでいく歩兵。
屍を踏んでいく戦車。
火達磨の人間、爆撃で飛び散る人体。
女性向きの映画ではありません。

戦車“フューリー”は仲間をひとり失い、その代わりに戦車の事など何も知らない新米ノーマンが配属されます。

フューリーに乗り込むのは

ドン・コリアー“ウォーダディー” (ブラッド・ピット)
バイブル (シャイア・ラブーフ) 信心深い
ゴルド (マイケル・ペーニャ) メキシコ系
クーン・アス (ジョン・バーンサル)
ノーマン・エリソン (ローガン・ラーマン) 入隊前はタイピストだった

Fury_2

いつもやんちゃなシャイアが、今回は静かな役でした。

ノーマンは人を殺したくはない。
いきなり戦車に乗れと言われて、初めての戦場でびひりまくり。
しかし仲間や自分の命を守るには、誰であろうと敵は殺さなくてはならないのを身をもって体験します。
戦場では、殺すか殺されるかしかない。
敵を殺さないと進めない。
先輩達にもまれ、ノーマンは兵士になって行きます。
最後には、彼にもあだ名がつく。

そして冷酷で厳格にみえるウォーダディーも、実は信心深く、戦場の狂気に耐えているのがわかります。
部下には見せない彼の心情を現す場面は、始まりの方にもあります。
人を殺して平気でいるわけではないのです。

Fury_4

ノーマンがドイツ人のエマとふたりきりになるのも、ノーマンは気づかないけれど、ウォーダディーの優しさなんです。

つかの間の休息も、容赦なくかき消されていく戦場。

ブラビの上官で、ジェイソン・アイザックスが出演しています。

ゼイヴィア・サミュエルも、若き将校で冒頭に出演しています。

Fury_3

クリント・イーストウッドの息子、スコット・イーストウッドも出演していました。

それにしても、ローガンくんいい役でしたね~~。
ブラピと並ぶ重要な役どころで好演していたし、今後益々期待です。

(鑑賞日11月15日)

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コメント

遅い反応ですいません。

男臭い映画でしたね。
プレミアは、女性が多かったでしょうが。

★sakuraiさん
プレミアの観客はほとんど女性でしたよ。
ブラピでなかったら、女性客は少なかったでしょうね。

TBありがとうございます。
プレミア試写会へ行かれたなんてすごい!
わたしは30年ほど前に成田空港でブラピと遭遇しました。
バックパックを背負った小汚いイケメンという感じでした(^-^;
この映画は骨太な内容で、冷静な視点から戦争の狂気を描いていたと思います。

★ミス・マープルさん
うわあ、30年前ですか。
ブラビはまだブレイク前ですよね? よくわかりましたね。
30代のころのブラピは、生で見たかったなあと思います。

戦争のむなしさと残酷さも伝わりました。

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