サボタージュ (試写会)

彼の目的

公式サイト　http://www.sabotage-movie.jp
１１月７日公開

監督・脚本：　デヴィッド・エアー　　「フェイク シティ　ある男のルール」　「エンド・オブ・ウォッチ」

麻薬取締局(ＤＥＡ)のジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、アメリカ国内外での麻薬戦争において幾多の功績を挙げ、“破壊屋”の異名を持つ捜査官。ジョンが隊長を務める特殊部隊には、副リーダー格のモンスター(サム・ワーシントン)を始め、スゴ腕で荒くれ揃いの部下８人が所属。今日もまた麻薬カルテルのアジトである要塞化された豪邸への奇襲を仕掛けようとしていた。　しかしこの日の作戦には、カルテルが蓄えた巨額の闇資金２億ドルから1000万ドルをかすめ取り、秘かにチーム内で山分けするという隠された狙いがあった。突入したチームは、激しい銃撃戦の末に敵を制圧。そのさなかにスモーク(マーク・シュレーゲル)が殉死したものの、作戦はすべて思惑通りに完了したと思われた。ところが、退却時に回収するはずだった1000万ドルが忽然と消失。おまけに不正を疑われたジョンは、閑職へと追いやられてしまう。半年後、ようやく処分を解かれチームの指揮権を取り戻したジョンは、気心の知れた部下たちに猛トレーニングを課して再出発を図るが、時を同じくして、メンバーを標的とした連続猟奇殺人事件が発生し、一人また一人と不可解な死を遂げていく。ジョンはアトランタ市警のキャロライン刑事(オリヴィア・ウィリアムズ)と事件の真相を追い掛けていく。

いつもは正義のために暴れまくるシュワちゃんが、正義だけではない裏の顔がある珍しい役どころでした。

激しいガンアクションだけでなく、１０００万ドルを取ったのは誰か、次々チームの面々を殺しているのは誰なのか、サスペンススリラーでもありました。
それなので、ストーリー展開も楽しめました。
鍵は、女性が拷問を受けている冒頭の映像。

監督は、「Ｓ.Ｗ.Ａ.Ｔ.」「ワイルド・スピード」「トレーニング デイ」の脚本も手がけている人なので、ダークな部分があるストーリー。

シュワちゃん率いるチームには、ＴＶドラマ「サイバー諜報員 ～インテリジェンス～」のジョシュ・ホロウェイや、「ザ・ユニット　米軍極秘部隊」のマックス・マーティーニがいてうれしかったわ。
出番もアクションの見せ場も少なめだったけどね。

ジョー・マンガニエロも、ハンサムよねえ。
「マジック・マイク」にも出演していました。

サムは坊主頭で、あご髭をを編んでます。
同じチームのリジー(ミレイユ・イーノス)と夫婦なの。
リジーが強烈なキャラでアクションもこなすし、イーノスがこんな役もできる女優さんだったとは。

男勝りなキャロライン刑事もよかった。

ここからネタバレ感想

「シュワちゃんがチームをだまして１０００万ドルを取ったから、チームのメンバーが死ぬ事になってしまったじゃないの。チームには信頼が大切と言っておきながら、チームを裏切っても、妻子の復讐が大事だったのか。結局報いは受けた感じだけど、シュワちゃんが取ったなんて誰も考えていなかっただけに、チームのメンバーたちがかわいそうと思ったわ。」

(鑑賞日１０月３１日)