インターステラー (試写会)

本棚の幽霊

公式サイト　http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar
１１月２２日公開

監督：　クリストファー・ノーラン

劇的な環境悪化による植物の激減と食糧難で、人類滅亡の時は確実なものとして迫っていた。そこで人類は、居住可能な新たな惑星を求めて、宇宙の彼方に調査隊を送り込むことに。生きて帰れるか分からない、重大な使命を担う壮大な旅に選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアのクーパー(マシュー・マコノヒー)と、数少ないクルーのみ。彼らは、前人未到の未開の地へと旅立つ。

３時間近い上映時間で、途中眠くなってしまう人もいるかもしれませんが、予想外の展開も待っています。

天体やブラックホール、ワームホール、５次元の話、相対性理論、時間は超越できるのかとか、物理や数学の会話が多い。
堀正岳さんのブログで、本作を見る前に知っておくと良さそうな５つの豆知識を紹介しています。
こちら

まあ、わからない部分はスルーして、物語の展開を見ましょう。
壮大な宇宙の真理もあるけれど、
一番のテーマは“愛”
ではないでしょうか。

人間は裏切りやエゴ、ずるさも持っているけれど、
“愛”は力
“愛”は世界を救う
かな。

お父さんは、とにかく頑張りました。
精一杯頑張りましたー！

登場するロボットもよかった。
Ｒ２－Ｄ２の次に欲しいかも。(笑)
でも正直度１００％にしたら、壊したくなるかも？(爆)

あと、ノーラン監督の映像も見所でしょう。

クーパーは元パイロットでエンジニア。
しかし食糧難の時代、エンジニアは不要。
父(ジョン・リスゴー)と子供２人と一緒に、農業をして暮している。

ある日、無くなったはずのＮＡＳＡの基地に知らずに入ってしまいます。
そこでブランド教授(マイケル・ケイン)から、一般人には内緒で、人類が移住可能な星の探査をしていると聞かされます。
すでに調査隊を行かせ、そのうち３つの星から通信が入っているという。
元パイロットであることを買われ、宇宙へいって欲しいと頼まれます。

このまま家族と地球で暮らすか、人類の未来のために宇宙へ行くか。
宇宙へ行けば、帰れる見込みは少ない。
高校生の息子トムと、行かないでと泣きじゃくる１０歳の娘マーフを残して、クーパーは宇宙へ旅立ちます。

１０歳のマーフは、トワイライトでベラの娘レネズミを演じたマッケンジー・フォイです。

人類が住める可能性があると、調査隊からの信号が送られている星へ行くクーパーたち。

ウェス・ベントリーもクルーのひとりですが、マシューと、ブランド博士の娘で科学者のアメリア役のアン・ハサウェイがメインです。

マット・デイモンも、先に探査に行ったマン博士役で出演。

しばらくは地球からの通信が届いていましたが、受信はできてもクーパーたちから送信できなくなった。
地球からの通信内容を見る様子に、涙。

成長したクーパーの息子と娘。

トムは父の後を継ぎ、農業をして妻子と暮しています。
マーフは有能な科学者となり、ブランド教授のもとで働いています。

演じるのはケイシー・アフレックとジェシカ・チャステイン。

マーフの同僚で恋人役には、トファー・グレイス。

予告編などには出てこないけど、ひいきの俳優さん達が出演していてうれしかったわ。

年老いたマーフを、エレン・バースティンが演じています。

宇宙へ旅立つ時、息子は親がいなくてもなんとか大丈夫な年とはいえ、娘だけでなく、息子が「まだ生きているのかどうかも」聞いてあげてよね。(笑)

(鑑賞日１１月２０日)