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2014年12月21日 (日)

あと1センチの恋

近すぎてその一言が言えなかった

Love_rosie

公式サイト http://1cm-movie.com

原作: 愛は虹の向こうに (セシリア・アハーン著/小学館文庫)

ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は近所に住む6歳からの幼なじみで大親友。そんなそ二人の夢は、この小さなイギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。ところがロージーは、クラスの人気者クレッグ(クリスチャン・クック)と軽い気持ちで関係を持って、妊娠してしまう。ロージーは妊娠した事をアレックスに言えないまま、アメリカへ行く彼を見送り、自分は地元に残って子育てに奮闘する。運命のいたずらに翻弄され、12年間も2人は近づいては離れていくが・・・。

Ps

「P.S.アイラヴユー」と同じ原作者だというので見てきました。
原題は“Love, Rosie”で、これまた手紙の末尾の言葉。
愛をこめて、ロージーへって感じかしら。

ハーバードの医学部を目指すアレックス。
将来ホテル経営をしたいロージーは、ボストン大を受ける。

幼い頃からの付き合いで、今さら異性として好きだと相手に言えないロージーとアレックス。

Love_rosie_2

好き、愛してる、と言いたい時には、相手に恋人やパートナーがいる。
相手の幸せを考えて、言葉を飲み込んでしまう。
そんなすれ違いを何度も繰り返すばかりでうまくいかず、それでも相手に対する気持ちは消えないまま。

Love_rosie_3

見ていてもどかしく、それでもふたりの気持ちが悲しく伝わってきました。

最初にバックに流れたのは、バート・バカラックの「恋よさようなら」。
「アローン・アゲイン」の歌が流れた時は、10代だったら泣いてたわ。

ラストは予想通り 

Love_rosie_4

リリー・コリンズは相変わらずの太眉だけど、かわいいよねえ。
元気な女の子が似合うわ。
サム・クラフリンは二枚目だし大作映画にも出演しているけど、観客を引きつける魅力になんか乏しいなあ。
ブレイクするような役柄でないからか、それとも演技力がないのか?

ロージーの弟のひとりが、アート・パーキンソンくんでした。

(鑑賞日12月17日)

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コメント

今年最初の映画のラストがハッピーエンドだったので
この1年、なんだかとても幸先のよさを感じます(笑)
リリーの克服も出来たということでWでハッピー!(爆)

アレックスくん、草食系なので知的な悪役なんかでブレイクするかも。

★itukaさん
やっぱり年の始めには、ハッピーな気分になる映画が良いですよね。

>アレックスくん、草食系なので知的な悪役なんかでブレイクするかも。

セクシーさが足りないんですかね。
今後も様子を見てみます。

アレックス君、ニコラス・ホルトに似てませんか?
もうちょっとミステリアスな雰囲気があるといいのかもね。
30年前に見たら、超キュンキュンだったかと思われ・・・・。

★sakuraiさん

>アレックス君、ニコラス・ホルトに似てませんか?

似た系統の顔かも。
雰囲気がさっぱりして癖がなさすぎなのかも。

公開時にはちょっと見れませんでしたが、やっと鑑賞。しかし本当に後ひとつ踏み出せたらというもどかしいお話でしたね。
幼馴染みというのがさらに難しくしてしまった?でも苦節うん十年、ようやくのハッピーエンドに一安心でした。
できてたらTBお願いします。

★atts1964さん
早く気持ちを伝えていたらと、
もどかしい恋でした。

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