スパイ・レジェンド
シニアアクションにブロスナン参戦
公式サイト http://spylegend.jp
原作: ノヴェンバー・マン (ビル・グレンジャー著/集英社文庫)
監督: ロジャー・ドナルドソン 「追いつめられて」 「13デイズ」 「リクルート」
さまざまなミッションを遂行してきた伝説的CIAエージェントだったピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)は、スイス・ローザンヌで静かな隠遁生活を送っていた。彼は、モスクワでかつて愛していた女性ナタリア・ウラノヴァの危機を知り、自ら“回収”すべくモスクワへ飛ぶが、彼女は彼の目の前で何者かに殺されてしまう。それは、彼がCIA時代に教育した彼の愛弟子メイソン(ルーク・ブレイシー)の仕業だった。彼と壮絶な戦闘を続けながら、事件の全体像をつかもうとするデヴェローは、ロシア大統領選をめぐる陰謀の存在にたどり着く。
007だったブロスナンと、ダニエル・クレイグ版のボンドガールだったオルガ・キュリレンコの共演。
最近96時間の影響なのか、シニアのアクション映画が増えたわね。
ストーリー展開はなかなか面白かったけど、主人公はシニアでなくてもいいと思うけど。
原作がそうなのかしら。
悪人なわけではない人も、バンバン殺されちゃうのはちょっとどうなのかな。
おしゃれなスパイ映画でなくて、シリアス路線ね。
かつてのボンドも、60代ですよ。
さすがに老けたけど、すらりとしたスタイルの良さは健在。
ナタリアが、自分の“回収”にピーターを指名してきたという話だったのに、本人に会うと話が違う。しかもナタリアは重要な鍵となるミラ・フィリポワという名前をピーターに告げたあと、射殺されてしまう。
ナタリアを射殺したのは、かつての弟子のCIAエージェントのメイソン。
ナタリアの死の真相を突き止めようと、ミラ・フィリポワの居所を知っていそうなソーシャルワーカーのアリス(オルガ・キュリレンコ)を連れて、CIAの追跡をかわします。
ロシアの殺し屋がかっこよかった。
すっごく体が柔らかいの。
キュリレンコの顔は好きじゃないけど、スタイルの良さはさすがボンドガール。
後姿が抜群だったわ。
(鑑賞日1月20日)
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『スパイ・レジェンド』を観に行ってきました。
ビル・グレンジャーという作家の「ノベンバー・マン」というシリーズの一作を映画化したものらしい。
すでに続編製作が決定しているそうだが、一作目がこんな地味な公開だと、続編の日本公開はあるんだろうか?
原題は『NOVEMBER MAN』で、セリフでは一回出てきた。
主人公の昔のコードネームで、「冬の到来で、あらゆるものが死に絶える」=「彼が通った後に、生き残った者はいない」という感じの意味らしい。
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TBありがとうございます。
>後姿が抜群だったわ。
そう思いました!
ウエストのくびれから腰の丸みへのラインが絶妙。
顔は、乗り込んでいくおかっぱ&濃いメイクの時より、素の時の方がいいと思いました。
怒らないでくださいね。
タイトルが「SUPAI」じゃくて「SUBAI」になってますよ。
昔、あるブログで間違いを指摘したらキレられたことがあるのでビクビク。(汗)
投稿: すぷーきー | 2015年1月26日 (月) 22:26
★すぷーきーさん
キュリレンコのプロポーションは見とれますね。
タイトルの誤字訂正いたしました。(^-^ヾ
私も他人のブログで間違いをコメントしたことありますが、キレられた事はないですよ。(もしかして気づかないだけ?)
色々な人がいるので難しいですね。
投稿: 風子 | 2015年1月27日 (火) 08:33
ものすごくご無沙汰です。
フルタイム労働者になって、時間がまじめにないことを痛感した一カ月でした。
とんとUPも追いつかないですが、たまによろしくです。
ほんと、シニアの主人公ものが多いですよね。
ハリウッドの高齢化は止まらないようですね。
イギリスの若手はどんどん伸びてるのにね~って感じますわ。
まあ、それなりによく出来た話だと思いました。
投稿: sakurai | 2015年5月 6日 (水) 08:39
★sakuraiさん
労働時間が増えれば、ブログの時間が減るのは当然です。
できる範囲で続けてくださいね。
若手で看板を背負える人が、どんどん出てきてほしいですね。
投稿: 風子 | 2015年5月 6日 (水) 13:38