エクソダス:神と王 (試写会)
誰と居るのが幸せ?
公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/exodus
監督: リドリー・スコット
紀元前1300年。エジプトの王家一員として育ったモーゼ(クリスチャン・ベール)は、セティ王(ジョン・タトゥーロ)の息子ラムセス(ジョエル・エドガートン)とは、兄弟同然のような固い絆で結ばれていた。しかしある時、自分が400年の間エジプトの奴隷となって虐げられているヘブライ人だという、出生の秘密知る。王に即位したラムセスはその噂を耳にし、葛藤の末、モーゼを砂漠に追放する。
3D字幕版で見ました。
旧約聖書の物語を、リドリー・スコットがこれまで以上の巨額を投じて製作した超大作。
すごいセットとエキストラの数。
お金をかけているのは、よーくわかりました。
いつものリドリー・スコット監督作と同じく、男臭ーい映画。
壮大さは感じられるし、しっかりした3Dではあるのだけれど、2Dでも良いのでは思いました。
十の災いのシーンはすごいとは思うけど、3Dで映えるカメラワークとかが、全体的に感じられなかったの。
その点ジェームズ・キャメロンやマーティン・スコセッシは、やっぱりすごいと思ったわ。
ラムセスの軍が山の細い道から落ちるシーンは、絵がつまらなかったなあ。
それでも冒頭の戦闘シーンは迫力があったので、海を渡るシーンはどうなのかなと思ったけど、期待したほどではなかった。
モーゼといえば、チャールトン・ヘストン主演の「十戒」の海が割れるシーンを思い出すけど、本作では、潮が引いて渡れるようになる。
物語は、モーゼの心の葛藤がよくわかった。
神は少年の姿で、彼の前に現われる。
クリスチャン・ベール、うまいしやっぱりかっこいいよねえ。
ラムセスと兄弟同様に育ったモーゼ。
しかしラムセスの母トゥーヤ(シガーニー・ウィーヴァー)は、息子の即位をおびやかすものとして、有能なモーゼの存在をよく思っていない。
モーゼの出生の秘密を知るヘブライ人ヌンに、ベン・キングスレー。
ヘブライ人の石工ヨシュアに、「ニード・フォー・スピード」で主役だったアーロン・ポール。
モーゼの妻ツィポラのスペイン人女優マリア・バルベルデは、とっても美人ねえ~。
ラムセスの妃ネフェルタリも、「彼女が消えた浜辺」や「ワールド・オブ・ライズ」などに出演している美人女優のゴルシフテ・ファラハニ。
エンドロールのあとに、弟トニー・スコットに捧ぐと出ました。
突然の自殺は、兄としてとてもショックだったでしょうね。
(鑑賞日1月13日)
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『エクソダス:神と王』 を試写会で鑑賞しました。
モーゼの十戒を理解してから見るべし。
【ストーリー】
紀元前1300年。最強の王国として名をはせるエジプトの王家に養子として迎えられて育ったモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、兄弟同然のような固い絆で結ばれていたはずのエジプト王ラムセス(ジョエル・エドガートン)とたもとを分かつ。その裏には、苦境に立たされている40万にも及ぶヘブライの人々を救わねばならないというモーゼの信念があった。そして、彼らのための新天地「約束の地」を探し求めることに。過酷な... [続きを読む]
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エクソダス 神と王(吹替:3D)
14:米
◆原題:EXODUS: GODS AND KINGS
◆監督:リドリー・スコット「悪の法則」「プロメテウス」「グラディエーター」
◆出演:クリスチャン・ベイル 、ジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、ジョン・タトゥーロ、アーロン...... [続きを読む]
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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/165824/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
モーセ の“出エジプト”です。
けれど、映画『 十戒 』(1956)のリメイク、というわけではなく
スコット流というのでしょうか
歴史の“叙事詩”ではなく、
スペクタク..... [続きを読む]
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あらすじ
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予告編をみて、イマイチっぽくね?、と思っていた。
ひょっとして「エクソダス」ではなく、「エ?クソだす」なんてくだらないギャグまで思いついた(笑)
とはいえ、監督=リドリー・スコットと聞けば、観るしかない・・・
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【出演】
クリスチャン・ベイル
ジョエル・エドガートン
【ストーリー】
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2014年/アメリカ/150分
監督:リドリー・スコット
出演:クリスチャン・ベール
ジョエル・エドガートン
■概要
原題は『Exodus: Gods and Kings』。旧約聖書の出エジプト記をもとにした、アメリカ製作による2014年のスペクタクル史劇です。監督は『エイリアン』のリドリー・スコット。主演は『リベリオン』のクリスチャン・ベールで、共演に『遊星からの物体X...... [続きを読む]
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アーロン・ポール、さっぱり気づきませんでした。
母って、モーゼの味方だったんだけどなあ。
いろいろとこれじゃない感が漂ってました。
投稿: sakurai | 2015年2月10日 (火) 12:50
★sakuraiさん
>アーロン・ポール、さっぱり気づきませんでした。
長髪に髭だと、なかなか難しいですよね。
信者の人たちには、聖書の記述と違うとクレームつけるところが色々あるらしいです。
投稿: 風子 | 2015年2月10日 (火) 13:41
TBありがとうございます。
モーゼの妻役の女優さんがきれいでしたね。ラムセスの妻役は「彼女が消えた浜辺」
に出ていた方でしたか。何となく記憶の隅にあったようなルックスだと思っていました。
お金がいっぱいかかった映画だけれど、チャールトン・ヘストンの「十戒」を想像していた
ので、あのシーンはびっくりしました。
投稿: ミス・マープル | 2015年6月11日 (木) 18:32
★ミス・マープルさん
チャールトン・ヘストンの「十戒」とつい見比べますよね。
投稿: 風子 | 2015年6月12日 (金) 09:54