プリデスティネーション
始まりはどこ?
公式サイト http://www.predestination.jp
原作: 輪廻の蛇 (ロバート・A・ハインライン著/ハヤカワ文庫)
監督: ピーター・スピエリッグ ,マイケル・スピエリッグ 「デイブレイカー」
1970年11月6日、ニューヨーク。場末のバーに現われた青年が、バーテンダー(イーサン・ホーク)の男に自らの数奇な身の上を語って聞かせる。青年の告白を聞いたバーテンダーは、青年の人生を壊した男に復讐するチャンスを与えると提案する。その見返りに、バーテンダーの後継者になれと言う。実はバーテンダーは、未来から来た時空警察のエージェントだったのだ。彼は因縁の宿敵である連続爆弾魔フィズル・ボマーの犯行を阻止しようとしていた。
オーストラリア映画です。
タイムマシンで過去を変えてしまったことによる、パラドックスの連鎖。
どこが最初なのか、最初の任務だったのだろう。
1981年にタイムマシンができたとの設定だから、その後なんだろうけど、度々過去が変わってしまっているのでわからない。
タイムマシンで行けるのは、1981年から±53年の設定だったかな。
原題の意味は「宿命」。
悲しい宿命だなあ。
時空を何度も移動していると精神障害や認知症になるので、ある程度になると引退せざるを得ない。そこでバーテンダーは後継者を探していた。
作家だという青年の身の上話を聞くバーテンダー。
この身の上話も驚くけど、バーテンダーの正体にもびっくりよ。
青年、ジェーン、バーテンダーのつながりには驚き。
これは予想できないわ。
卵が先か鶏が先かの質問や、バーでおっちゃんが歌っている俺は俺のおじいちゃんなんて歌詞も、物語につながっていたのね。
孤児院の前に子供を置いたのは誰なのか、ジェーンを妊娠させた男は誰なのかと見ていたけど、予想外の展開だったわ。
サラ・スヌークはオーストラリアの女優さんだそうで、初めて見ましたが、難しい役をよくこなしていると思いました。
「デイブレイカー」をイーサンにあて書きした兄弟監督だけあって、今回もイーサンのイメージに合っているキャラだと思う。
(鑑賞日2月28日)
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出演: イーサン・ホーク/セーラ・スヌーク/ノア・テイラー/クリストファー・カービイ/クリス・ソマーズ
公式サイト
公開: 2015年02月28日
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タイトルからしてぇ~逃げても無駄ぁ~ってぇなぁ感じぃ~^~^~
投稿: マー坊 | 2015年3月 4日 (水) 16:15
★マー坊さん
ポスターのイメージと、内容はちょっと違う気がします。
チェイスがテーマの映画ではないんですよ。
投稿: 風子 | 2015年3月 5日 (木) 15:00
TBありがとうございます。
今回の感想はいつも以上にふわふわしていて、自分でも何が言いたいのか意味不明です。
火傷のシーンで、あの人とあの人が同一人物と分かってから、「それで?」と思ったまま終わってしまいました。
面白くなかったわけじゃないのに、なんと言ったらいいのか…。
スッキリせずモヤモヤです。
投稿: すぷーきー | 2015年3月 5日 (木) 23:21
★すぷーきーさん
主題を何と思うかで感じ方が違うかも。
投稿: 風子 | 2015年3月 6日 (金) 16:05
いやはや、見ごたえありました。
見る前に、原作本を手に取ったのですが、読まなくてよかったあ~。
いまからじっくり読みますわ。
帯がイーサンなんですもん。買わなきゃ!
投稿: sakurai | 2015年3月24日 (火) 13:48
★sakuraiさん
大好きなイーサンがたっぷり観賞できて
よかったですね。
原作もイーサン目当てで買いなんですね。
投稿: 風子 | 2015年3月24日 (火) 14:59
TBありがとうございます。
思いのほか楽しめました。
結局時空を超えて1人の人物の波乱に満ちた人生を追いかけたような気がします。それにしては波乱があり過ぎましたかね。
イーサン・ホークはいいですね。
サラさんはバーに入ってきた時点で「おねえ」かと思いましたよ。
投稿: ミス・マープル | 2016年5月11日 (水) 16:53
★ミス・マープルさん
波乱の人生でしたが、
切ない孤独感も感じました。
投稿: 風子 | 2016年5月11日 (水) 21:23