ターミネーター：新起動／ジェニシス

帰ってきたシュワちゃん

公式サイト　http://www.terminator-movie.jp

監督：　アラン・テイラー　　「マイティ・ソー／ダーク・ワールド」

２０２９年、機械軍との壮絶な戦いを繰り広げていた人類は、抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の活躍により劣勢を挽回し、ついに勝利を手にしようとしていた。追い詰められた機械軍は、ジョンが存在した事実そのものを消し去るため、殺人サイボーグ、ターミネーターを１９８４年に送り込み、ジョンの母サラ・コナー(エミリア・クラーク)の抹殺を図る。これを阻止するため、抵抗軍側はジョン・コナーの右腕カイル・リース(ジェイ・コートニー)が自ら志願して過去へ向う。ところが１９８４年に辿り着いたカイルは、いきなり新型ターミネーターＴ-１０００(イ・ビョンホン)に襲われる。その窮地を救ったのは、タフな女戦士サラ・コナーと敵のはずのターミネーターＴ-８００(アーノルド・シュワルチェネッガー)だった。

２Ｄ字幕版で見てきました。

「ターミネーター」と「ターミネーター２」と同様な場面が多々あり、２作をリスペクトした作りね。
アクションシーンは、ひやひやしました。
驚いて体が動いちゃった場面もありました。
ところどころユーモアもあって、まずまず楽しかったです。

３の時には、５０代だったシュワちゃんが体を鍛えて裸体を披露して、すごい！と言われたけど、さすがにいくら鍛えていても今は肌のハリも違うだろうから、もう裸のターミネーターにはなれないわね。

１９８４年の路地裏に着いたカイルは、いきなりターミネーターに襲われる。

イ・ビョンボンがロバート・パトリックと同じ、無機質でクールで冷酷な雰囲気が○。

ジョンからか弱いウェイトレスだと聞いていたサラは、すでに女戦士となっていて、驚くカイル。

エミリア・クラークは、「ゲーム・オブ・スローンズ」(ヌードにもなっている)でブレイクした女優。小柄でかわいい。

デナーリス・ターガリエンよりサラ・コナーのルックスの方が好きだわ。
来日のインタビューとか見たら、豪快に笑って気取っていない人なのね。

「ターミネーター２」では、ジョンとシュワちゃんが父と息子のような関係にあったけど、今回はサラとシュワちゃんが親子のような関係。
サラが９歳の時に両親が亡くなり、その時Ｔ-８００が彼女を助け、それ以来ずっと彼女を守ってきた。

Ｔ-８００とサラはタイムマシンを作っていて、審判の日を阻止しようとる１９９７年に行こうとするが、カイルは２０１７年に行くべきと主張。
カイルは１９８４年へのトリップ中に、ジェニシスはスカイネットだとの声を聞いた。
Ｔ-８００を残し、サラとカイルは２０１７年へ。

しかしそこで、２人はなんとジョンに出会う。

「ターミネーター３」の巷の評判は良くなかったみたいだけど、わたしは３のストーリーも悪くなかったと思うの。
エドワード・ファーロングが続投できなかったのは残念だったけどね。

世界観はそのままに、今回は時間軸をかえて、過去作とは違うストーリーが展開する世界。電子機器はどんどん進化しているので、スマホなど今の時代に合わせた物語。
キャメロン監督の１作目の時は、まだ米ソの冷戦時代だものね。

未来からやってきたジョンが意外な役で驚きだけど、予告編に出ちゃってるからねえ。
驚きが大幅減よ。

タフガイのジェイ・コートニーはかっこいいけど、マイケル・ビーンは甘いマスクのイケメンだったからねえ。
ジェイソン・クラークもねえ．．．

若いイケメンがキャストにほしかったわぁ。

続編が作れるようになっているラストシーン。
アメリカでの興行成績はどうでしょうか。

(観賞日７月１０日)