スター・ウォーズ／フォースの覚醒

スカイウォーカーを探せ

公式サイト　http://starwars.disney.co.jp/movie/force

監督：　J.J.エイブラムス　　「Ｍ：ｉ：ＩＩＩ」　「スター・トレック」　「SUPER ８／スーパーエイト」

エンドアの戦いから３０年後。ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が姿を消して以降、銀河帝国の残党により「ファースト・オーダー」と呼ばれるグループが結成され、再び銀河に脅威をもたらしていた。そして彼らは、最後のジェダイであるルークを亡き者にしようとしていた。一方、ファースト・オーダーに立ち向かう「レジスタンス」のレイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)も、双子の兄であるルークを探していた。

ＩＭＡＸ３Ｄ字幕版で見てきました。

遠い昔、はるか彼方の銀河系で．．．

ＥＰ６から３０年後の設定。
ＥＰ４～６の懐かしいキャストや、過去作と似た場面が数々あって感慨深いけど、映画として面白いかどうかはやや疑問。
悪くはないけれど、期待が大きすぎたのせいなのか、何か物足りなかった。
過去作へのオマージュはわかるけど、既視感のある映像ばかりだったからかも。

熟練のジェダイがいないので、ライトセーバーのバトルも、今一つ盛り上がらない。
そして、悪役カイロ・レン(アダム・ドライバー)に、ダースベイダーほどの強いインパクトはない。

３Ｄで高低差や奥行きのすごさは伝わってくるけれど、空中戦や空間バトルが今一かな。
決して悪くはないんですよ。ただ、私が萌えるような空中戦の映像がなかっただけ。

ジェットコースターが苦手なわたしは、スターツアーズが東京ディズニーランドで一番好きなのよ。この映画が面白かったら４ＤＸでもう一回見ようと考えていたのですが、やめました。
例えば、ＥＰ１のポッドレースのシーンなんかは、４ＤＸで見てみたい。私の好きなＥＰ４のラストに似たシーンもあったんだけど、何か違うのか、おおーー！っと萌えなかったの。

で、ほかに盛り上がれなかった要因の一つに、若いイケメンがいない！ (←結局そこかよ！)
アナキン坊やはかわいかったし、ヘイデン・クリステンセンとナタリー・ポートマンは、超美形カップルだったでしょ。
今回レイ役のデイジー・リドリーはいいとして、他に美形がいない！
ハックス将軍のドーナル・グリーソンは、まあまあかっこよかったよ。

ドラマの部分はまずまずかな。
スターウォーズシリーズは、スカイウォーカー家の愛と悲劇の物語。
その点は〇。

ここからネタバレで。

惑星ジャクーで、ルークの居場所の手掛かりを手に入れた、レジスタンスのポー・ダメロン(オスカー・アイザック)。ファーストオーダーに捕まる前に、ドロイドＢＢ-８に、そのデータを託す。

Ｒ２Ｄ２が大好きなので、これもかわいくて頼りになって好きです。

ファーストオーダーの残虐なやり方に疑問を持った、ストームトルーパーのフィン(ジョン・ボイエガ )は、ポーと共に脱走。不時着後、フィンはレイとＢＢ-８に出会う。

フィンとレイは、たまたま近くにあったミレニアム・ファルコンにＢＢ-８を連れて乗り込み、ジャクーを脱出。そしてふたりは、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカ(ピーター・メイヒュー)に出会う。

カイロ・レンが、ハン・ソロとレイアの息子だったとは。
ダークサイドに落ちてしまった息子。
ハン・ソロとカイロ・レンが対峙する場面は、ＥＰ５の場面を思い出しましたねえ。
さようならハン・ソロ。

飛ぶのが得意なスカイウォーカー家。
レイが自分でもわからないけど、ミレニアム・ファルコンを操縦出来てしまったという時点で、きっとスカイウォーカー家の血筋と推測。

レイアの娘？
それともルークの娘？
答えは続編でわかるのかしら。

予告編であったセリフが、本作で出てこないじゃないのよ！
フォースの強い家系で、父も、私も、妹も、そしてお前もって、どこにも出てこなかったんですけど。
次に持ち越し？

(観賞日１２月２１日)