スティーブ・ジョブズ
会話劇のスティーブ・ジョブズ
公式サイト http://stevejobsmovie.jp
原作: スティーブ・ジョブズ 1 (ウォルター・アイザックソン著/講談社)
監督: ダニー・ボイル 「トレインスポッティング」 「127時間」 「スラムドッグ$ミリオネア」
1984年、アップル社のMacintosh発表会の40分前。スティーブ・ジョブズ(マイケル・ファスベンダー)は部下のアンディ(マイケル・スタールバーグ)ともめている。「ハロー」と挨拶するはずのマシンが何も言わず、激高するジョブズ。マーケティング担当者のジョアンナ(ケイト・ウィンスレット)の妥協案にも耳を貸さない。そこにジョブズの元恋人クリスアンが、娘のリサを連れて現われる。娘の認知を頑なに拒否するジョブズ。
1988年、NEXT Cubeの発表会。アップル社の共同創業者のウィズニアック(セス・ローゲン)が来るが、相変わらず傲慢なジョブズに怒りを隠せない。そしてジョブズをアップル社から追い出したとされるCEOスカリー(ジェフ・ダニエルズ)が現れる。
1998年、iMac発表会。アップル社に復帰したジョブズ。iMacは莫大な売り上げ予測が出ていた。しかしジョアンナは、娘リサとの関係修復をジョブズに迫る。
本作ではジョブズがどういう性格の人だったかはわかるけど、ジョブズの経歴をあまり知らない人には不向きだわ。
アシュトン・カッチャー主演の「スティーブ・ジョブズ」(感想はこちら)の方が、一般人向きよ。
あれを見ていなかったら、よくわからなかったと思う。
脚本が「ソーシャル・ネットワーク」と同じアーロン・ソーキンなので、セリフの量がものすごーく多い。
仕事では一貫して完璧主義で傲慢だけど、リサの父親としてのジョブズは、変化していったと描いてる。
結局、いい父親になったと言いたかったのか?
なんか、拍子抜けのラストだ。
1984年。マシンがハローと言わないのに激怒する。何としても発表までに言わせろとアンディに命令。
ウィズニアックが、アップル2のスタッフに発表会で謝辞をと再三再四頼むも、頑として受け付けない。
ペプシからアップルのCEOに迎えたスカリーとの確執も、描かれていました。
傲慢な彼についていった人もいるのは、魅力がある人だったのでしょうね。
(鑑賞日2月19日)
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