アウトバーン (試写会)
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公式サイト http://autobahn.asmik-ace.co.jp
6月10日公開
監督: エラン・クリーヴィー 「ビトレイヤー」
アメリカを離れてドイツのケルンへ流れてきた、有能な自動車泥棒のケイシー(ニコラス・ホルト)。マフィアを率いるゲラン(ベン・キングスレー)のもとで働いていた彼は、同じアメリカ人のジュリエット(フェリシティ・ジョーンズ)と恋に落ちたのを機に、裏社会から離れて生きようと決意する。だが、ジュリエットが腎臓移植をしなければ命が危うい事を知り、移植手術の費用を稼ぐため、彼はゲランの企んだ計画に乗ることに。それは、ヨーロッパの物流を手中に収める実業家にして麻薬王でもあるハーゲン・カール(アンソニー・ホプキンス)が、チリから密輸した大量のコカインを、トラックごと奪うというものだった。
「アウトバーン」とは、ドイツ、オーストリア、スイスの3カ国を貫く高速道路で、一部、速度無制限区間があるそうです。
原題は“Collide”で邦題とは違います。
珍しく日本での公開が最初で、ドイツでは7月、アメリカでは8月公開予定。
マイナー公開の映画なので、キャスト目当てで期待しないで見に行きましたが、結構楽しめる作品でした。
意外に良かった。
ケイシーが次々と高級車に乗り換えるし、CGなしのカーアクションはとってもスリリングで見ごたえがありました。
ど派手なクラッシュも次々と。
カーチェイスだけでなく、物語の展開にもハラハラしました。
ベン・キングスレーは、チャラい悪役でコミカル。
アンソニー・ホプキンスは、静かに話していも怖い存在感を漂わせていて、さすがです。
この二人が、同じ映画に出演しているのもすごい。
ニコラスホルトはマッドマックスと違って、アップになると、本当にイケメンに成長したなあと見入っちゃいましたよ。
ケイシーは相棒(マーワン・ケンザリ)と一緒に、裏社会の仕事をしていた。
しかし一目ぼれしたジュリェットと付き合うため、ゲランの仕事をやめて、堅気の仕事に就きました。
ところが彼女は腎臓が悪く、透析治療を受けているのを知ります。
ジュリエットは移植費用がないので、以前から自分の寿命を覚悟していました。
でもケイシーは彼女に腎臓移植手術を受けさせたくて、またゲランの仕事を請け負います。
ヤバい仕事なので、ハーゲン・カールに追われるし、ジュリエットも人質に取られてしまいます。
ドキドキハラハラと、ケイシーの計画ににやりとするところもあります。
デートムービーにもいいかも。
(鑑賞日6月2日)
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» アウトバーン ★★★・5 [パピとママ映画のblog]
『ウォーム・ボディーズ』などのニコラス・ホルトを主演に迎え、闇取引に巻き込まれた主人公の奮闘を描くアクションドラマ。『博士と彼女のセオリー』などのフェリシティ・ジョーンズがヒロインを演じ、オスカー俳優のベン・キングズレーとアンソニー・ホプキンスらが豪華...... [続きを読む]
ニコラス・ホルトは「ウォーム・ボディーズ」でも好演していましたし、今回はアクションの真ん中でしたね。
まあアンソニーとベン・キングズレーが汚れ役をしっかりこなしてくれていましたから、彼が上手く目立っていました。
こちらからもTBお願いします。
投稿: atts1964 | 2016年6月15日 (水) 17:00
★atts1964さん
ニコラスはドラマもアクションもできるので、
今後も楽しみです。
投稿: 風子 | 2016年6月16日 (木) 09:59
TBありがとうございます。
>この二人が、同じ映画に出演しているのもすごい。
ですよね。
ニコラス・ホルトなのでチェックはしていたんですが、観に行く決定打となったのはベン・キングズレーとアンソニー・ホプキンスです。
投稿: すぷーきー | 2016年6月18日 (土) 18:40
★すぷーきーさん
キングスレーとホプキンスなんて、
すごいキャスティングですよねえ。
投稿: 風子 | 2016年6月18日 (土) 21:20