シング・ストリート 未来へのうた (試写会)
悩み多き思春期をバンドで吹き飛ばせ!
公式サイト http://gaga.ne.jp/singstreet
7月9日公開
監督: ジョン・カーニー 「ONCE ダブリンの街角で」 「はじまりのうた」
1985年、大不況のダブリン。父親(エイダン・ギレン)の失業で、優秀な私立学校から公立の荒れた学校に転校させられたコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)。家では両親のけんかが絶えず、学校でもさっそくイジメの標的に。そんなコナーにとって、音楽狂いの兄(ジャック・レイナー)と一緒に、ミュージックビデオ番組を観るのが唯一の楽しみ。ある日、街で見かけた自称モデルのラフィーナ(ルーシー・ボーイントン)に一目ぼれしたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。OKをもらったコナーは慌ててバンドを組み、彼女を振り向かせようと、クールなPVを撮るために、猛練習と曲作りを始める。
監督の半自伝的映画だそうです。
内容は、まさに「青春!」
家庭の悩み、学校での悩み、異性への悩み、様々な悩みを抱える思春期。
主人公が、一目ぼれした年上の自称モデル・ラフィーナを振り向かせるため、バンドを組んで、音楽に没頭していきます。
曲を作る事、歌うことで、様々な問題を乗り越えていきます。
主人公が歌う、自分の思いや気持ちを歌詞にしたオリジナル曲は、思春期の人、昔思春期だった人なら共感できる内容で、心に響くと思います。
サントラが欲しくなりますよ。
切なくて、笑えて、元気が出る映画です。
オーディションで選ばれた主人公コナーを演じるフェルディア・ウォルシュ=ピーロは、7歳からソプラノのソリストとしてステージに立っていたそうで、映画の中の練習風景でも、時々結構高い声を出していました。
演技は初体験だそうですが、顔もいいし、いい子が見つかりましたよね。
夫婦げんかが絶えない家で、兄と音楽番組を見ている時がハッピーなコナー。
ある日、見かけた女の子に一目ぼれして声をかける。
ラフィーナ役の子は、「ミス・ポター」で主人公の少女時代を演じた子だそうだけど、覚えていないわ。
すっぴんだと幼くて可愛い。
まともに話しても相手にしてもらえないと思い、バンドのPVに出ないかと言う。
それから慌てて仲間を集めてバンドを組み、猛練習を始める。
エイモン(マーク・マッケンナ)の父親がバンドをやっていて、色々な楽器がある彼の家で練習。ちなみにエイモンはどの楽器もできる、マルチプレイヤー。
バンドのメンバーたちも、それぞれ家庭に問題がある。
学校のいじめっ子も、父親から暴力を受けている。
PV撮影のために、外で演奏。
主題歌「ゴー・ナウ」を歌うのは、この監督の「はじまりのうた」にも出演していたマルーン5のアダム・レヴィーン。
(鑑賞日6月30日)
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シング・ストリート 未来へのうた
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◆原題:SING STREET
◆監督:ジョン・カーニー「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」
◆主演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボイントン、ジャック・レイナー、マリア・ドイル・ケネディ、エイダン・ギレン、ケリー・ソーントン、ベン・キャロラン、マーク・マッケンナ、パーシー・チャンブルカ、コナー・ハミルトン、カール・ライス、イアン・ケニー、ドン・ウィチャリー
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原題:Sing Street
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106分 PG12
キャスト:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
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なぜか、機材一式を持っている輩って高校生でもいたりするんですよね。私の一期上の先輩にもいましたが、YMOを当時やっていました。
最後旅立って今の監督に繋がっていくんでしょうかね?
こちらからもTBお願いします。
投稿: atts1964 | 2016年7月14日 (木) 17:33
★atts1964さん
女の子にもてたくてバンドをやるなんて、
よくある事でしょう。
見ていていとおしい青春時代でした。
投稿: 風子 | 2016年7月14日 (木) 19:50