アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅

大切な家族と時間

公式サイト　http://www.disney.co.jp/movie/alice-time

製作：　ティム・バートン
監督：　ジェームズ・ボビン　　「ザ・マペッツ」

美しく成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)は、父の形見のワンダー号の船長として、３年に渡る大航海を成功させてロンドンに戻ってきた。だが、彼女を待ち受けていたのは、父の愛した船を手放さなければならないという厳しい現実。途方に暮れる彼女は、突然現れた青い蝶アブソレム(声：アラン・リックマン)から、マッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞き、鏡を通りぬけてワンダーランドへ行く。そこには、死んだはずの家族の帰りを待ち続けるハッターがいた。アリスは白の女王(アン・ハサウェイ)たちから頼まれ、マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間を操れる“クロノスフィア”を盗み、過去を変えようと、危険な時間の旅に出る。

２Ｄ字幕版で見てきました。

前作の内容はすっかり忘れていましたが、テレビ放映を見ました。
ラストで中国へ行くって言っていましたね。

その通りにアリスは、ワンダー号の船長として中国へ行って帰ってきた。
冒頭の船のシーンで、ワクワクしました。

海賊を振り切り、ようやくロンドンに着いたアリス。
前作でアリスに理解を示してくれていたヘイミッシュの父親が亡くなり、ヘイミッシュが後を継いでいる。そしてアリスがワンダー号を手放さないと、家を失うとヘイミッシュは宣告する。船を売ったら、アリスを会社で事務員として雇ってやると言うヘイミッシュ。

アリスが思案に暮れていると、蝶のアブソレムが現れ、アリスはヘイミッシュの父親の書斎にある鏡を通り抜け、ワンダーランドへ。
アラン・リックマンの声を聞くと、切なくなりますね。
映画のラストにも、アラン・リックマンに捧げると出ましたよ。

今回、アリスが時間を移動する時の映像が好き！
クロノスフィアが、球形のタイムマシンみたいになるのよね。

アリスが過去へ行く事で、マッドハッターと父親の確執とか、赤の女王の頭が大きくなった理由がわかる。
赤の女王と白の女王の少女時代を演じた２人が、かわいい子だったわ。
ハッターの少年時代の男の子もかわいかったわねえ。

マッドハッターは、何故父親が自分に厳しいのか、父親が自分を愛してくれている事を知らなかった。

白の女王は、いい子じゃなかったのね。
赤の女王が彼女を恨む理由もわかる。

ほっこりするラストだったし、ちょっぴりうるっと来てしまいました。

今回のメッセージは、
「過去は変えられないけど、学ぶことはできる」

前作より、大人も楽しめる内容だと思います。

バートン監督が日本で見た枝垂桜がきれいだったからと、前作ではきれいな桜の場面がありましたが、本作でも、桜の花のような場面がありましたね。

「アリス・イン・ワンダーランド」の感想はこちら

(鑑賞日７月１日)