グッバイ、サマー
14歳の頃
公式サイト http://www.transformer.co.jp/m/goodbyesummer
監督: ミシェル・ゴンドリー 「エターナル・サンシャイン」 「グリーン・ホーネット」 「ムード・インディゴ うたかたの日々」
画家を目指す14歳のダニエル(アンジュ・ダルジャン)は、中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロ(チビ)と呼ばれて馬鹿にされ、恋するローラにはまったく相手にされていない。おまけに母親(オドレイ・トトゥ)は過干渉で、兄貴は暴力的なパンク野郎だ。誰も本当の自分を理解してくれる人はいないと感じ、日々不満がつのるばかり。そんなある日、ダニエルのクラスに変わり者の転校生がテオ(テオフィル・バケ)がやってくる。目立ちたがり屋で、自分で改造した奇妙な自転車を乗り回し、家の稼業のせいで身体からガソリンの匂いを漂わせている。周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、やがて親友同士になっていく。2人はうんざりするような日常から抜け出そうと、スクラップを集めて作った“動くログハウス”で夏休みに旅に出る。
ゴンドリー監督が、「100%僕の思い出からできている。僕が体験したことを元に冒険したかったんだ」と語る自伝的青春映画。
主人公には、オーディションで選ばれた新人、アンジュ・ダルジャン。
この子本当に、顔を見ただけでは男の子なのか女の子なのかわからない。
早く大人の男になりたい年頃では、コンプレックスでしょうね。
小学校の同級生のKちゃん(男)が、高校に入学した時も158cmで、自分はもう背は高くならないんだと思っていたら高校で身長が伸び、急に偉くなったような気がしてしまったと、20代半ばの時の同窓会で言ってたわ。
小学校の時はチビだったけど、大人になったら170cmを越えてたよ。
ダニエルとテオの行動は、親にしたら心配この上ない事だけど、子供はこういう冒険が好きなのよ。
本作では、ゴンドリー監督が得意な、ファンタジックな映像はなかったわね。その分癖がないし、内容も誰もが共感できて、監督の作品の中では見やすいと思う。
ひと夏の経験で、成長する少年。
親には嘘をついて、夏休みに2人で旅に出た。
↑こんなのに乗って楽しそうよねえ。
でも危険な目にもあう。
犯罪に巻き込まれない保証はない。
実際には子供だけでなんて、危険すぎる。
髪を切ったダニエルはかっこよかった。
ちょっと大人になりましたっていうラストがよかった。
いつかいやでもおっさんになるんだよ。(笑)
(鑑賞日11月21日)
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