ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 日本最速試写会

ハリー・ポッターの魔法の世界　再び

公式サイト　http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts
１１月２３日公開

監督：　デヴィッド・イェーツ
脚本：　Ｊ・Ｋ・ローリング

魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法動物の調査と保護のためニューヨークにやってきた。彼のトランクには、たくさんの魔法動物たちが入っている。ところが、そのトランクが人間のジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)のものと取り違えられ、いくつかの魔法動物たちが逃げてしまって、人間の街は大パニックに陥る。ニュートは米魔法省に勤めるティナ(キャサリン・ウォーターストン)らと共に、逃げ出した魔法動物の捕獲に奮闘する。

２Ｄ字幕版の試写会でした。

魔法の世界が帰ってまいりました。
魔法動物や魔法省の様子をはじめ見事な映像で、ハリー・ポッターと同じ魔法の世界に入りこめました。
特に、スキャマンダーのトランクの中には驚かされましたー。

楽しさや面白さ、そしてダークな雰囲気も感じさせる魔法の世界の映像が、一番の見どころでしょうか。

そしてハリー・ポッター同様、推理小説のような部分もあって、その展開も驚きと納得あり。

さて時は１９２４年でハリーの７０年前。
スキャマンダーはホグワーツ出身で、昔退学処分になりそうだった時、ダンブルドアが猛反対してくれて学校に残れたという経歴の持ち主。
そんな彼は、ある目的のために訪米。

アメリカでは、魔法動物の飼育が禁止されている。
そして、逃亡中のクリンデルバルドが指名手配されている。

グリンデルバルドって、確かニワトコの杖を盗んだ奴だよねと思い出しました。
レストレンジ家の名前も出てきましたよ。

ニュートは銀行の前で、トランクを取り違えられた。
アメリカではマグルをノー・マジと呼んでいる。
ニュートのトランクは、ノー・マジのジェイコブ・コワルスキーが持っている。
彼は第一次世界大戦の戦地から戻ってきて缶詰工場に勤めているけれど、パン屋を開きたくて、銀行に融資を頼みに来たの。
ニュートは何とか取り違えられたトランクを取り戻しますが、いくつかの魔法動物たちが逃げ出していて街は大騒ぎ。

銀行の前でニュートを見ていた米魔法省のティナが、ニュートが法律を犯したと、米魔法省に連行します。

実はティナは闇祓いだったけど、左遷されて今はデスクワーク。
犯罪者の逮捕は、彼女の仕事ではないのよ。
重大事件の発生で彼女の話にさく時間はないと、米魔法議会長官のグレイブス(コリン・ファレル)に言われてしまいます。

コリンは「ロブスター」で、でっぷり腹が出た中年を演じていたので、この役のために、１８キロも減量したしたそうです。

ティナは自分と妹クイニー(心が読める魔法使い)が住むアパートの部屋に、ニュートとジェイコブを連れてきます。
しかしニュートは逃げた動物たちを捕まえようと、ジェイコブとともに、こっそり部屋を抜け出します。
結局、ニュート、ジェイコブ、ティナ、クイニーの４人で、魔法省の追手から逃げながら、魔法動物を捕まえようと奔走します。
ニュートたちの様子はコミカルです。
魔法動物たちが、お茶目でかわいい。

それと並行して、別の事件も進行しています。
こっちは、とてもダークな雰囲気でございます。

エズラ・ミラーは、養母から虐待を受けていて、とっても内向的なクリーデンス役。
サマンサ・モートンがその養母で、新セーレム救世軍の過激なリーダー、ベアボーン。人間界に魔法使いや魔女がいると信じ、彼らを相手にした激しい反対運動に没頭している。

ジョン・ボイトはノー・マジで、新聞社のオーナー役。

追記
公開から１週間たったので、ネタバレ感想です。
お気に入り俳優の１人のコリン・ファレルが、久々に大作映画に出演するので楽しみでした。
グレイブスは闇祓いでもあるわけだから、優秀なはず。
しかし、要職にある彼の動きがあやしい。
魔法省に内緒でクリーデンスに接触し、何やら探らせている。
そうしたら、ラストでびっくり！
グリンデルバルドがグレイブスに化けていた！
しかもグリンデルバルド役は、ジョニー・デップ！

このシリーズは５部作になると発表されていますが、ジョニーは次回作にも出演が決定している。
さて、次回はどのような登場になるのでしょうか。

ところで、グレイブスはグリンデルバルドに殺されちゃったのかしらね。
この次のコリンの出演はなさそうで、残念。

(鑑賞日１１月１６日)