エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に
新学期まで3日と15時間
公式サイト http://everybodywantssome.jp
監督: リチャード・リンクレイター
1980年夏。野球推薦で大学に入学する新入生のジェイク(ブレイク・ジェナー)は、期待と不安を胸に野球部の寮へとやって来た。すると、さっそく先輩たちの手荒い歓迎が待っていた。彼らは揃いも揃って野球エリートとは思えない変人ばかりで、すっかり圧倒されるジェイク。そんな中、面倒見の良いフィネガン(グレン・パウエル)のガイドで女子寮へと女の子の品定めに向い、ジェイクは同じ新入生で演劇専攻のビバリー(ゾーイ・ドゥイッチ)に一目惚れする。
冒頭、なんかレトロな車やファッションと思ったら、時は1980年だった。
使用曲もたぶん当時のヒット曲なんだろうけど、疎いのでほとんど知らない曲だった。
話はたった3日間の出来事。
男ってほんとにバカよねえと思いながら、見ていました。
頭の中は、野球と女の子だけ。
そして酒にマリファナ。
でも、楽しくバカやって過ごせる貴重な時期。
年月がたつと、あんな事やった、あんな事もあったよねえと懐かしく思い出せるいとおしい時期。
ジェイクが入る野球部の寮は、大学の構内ではなく外にあるため、寮を監督する人はいないし、監督から寮における規則を一応言われるけど、部員たちが守るはずもなく...
しかしお気楽そうに見える彼らも、野球選手としての不安を抱えている。
ジェイクも高校時代はピッチャーでスター選手だったけど、入ったのは野球の強豪大学。
ここの野球部では並みの選手。
大学の卒業後はどうなるのか、どうするのか、そういう将来の不安もあるわよね。
偶然会った高校のチームメイトは、パンクロッカーになっていた。
そんな中でもジェイクは、一目ぼれしたビバリーに積極的にアプローチ。
最後は、授業初日から寝るなー!と突っ込みました。(笑)
(鑑賞日11月9日)
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2016年作品、リチャード・リンクレイター監督、ブレイク・ジェンナー主演。
1980年9月。 野球推薦で入学することになった新入生のジェイク(ブレイク・ジェナー)は期待と不安を抱き、大人への一歩を不器用に踏み出そうとしていた。
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後悔するのはやったことじゃない。やり残したことさ。
* * * * * * * * * *
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それは、...... [続きを読む]
男性の見方と、女性の見方と違った印象を受ける作品ですね。懐かしい匂いと、あの時代のアメリカの野球部って、何でもありだなあと感じました。
こちらからもTBお願いします。
投稿: atts1964 | 2016年12月12日 (月) 15:27
★atts1964さん
どうして男はバカ騒ぎが好きなのでしょうか。(笑)
女性は冷めた目で見てしまいますぅ。
投稿: 風子 | 2016年12月12日 (月) 15:36