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2017年1月19日 (木)

ミューズ・アカデミー

結局のところ...

The_academy_of_the_muses

公式サイト http://mermaidfilms.co.jp/muse

監督: ホセ・ルイス・ゲリン  「シルビアのいる街で 」

バルセロナ大学の教室で、イタリア人のピント教授は、現代のミューズ像を探るべく「ミューズ・アカデミー」を開講する。 それは、詩を通じて世界を再生させる画期的な授業だった。だが高尚な文学や芸術を語る場であったはずの教室で、 教師と生徒の果てない議論は、予期せぬ場所へと向かっていく。一方、教授の妻は「恋愛は文学が捏造したもの」だと言い、 夫のミューズ像を強く否定する。映画にはどこかで聞いたことがあるような痴話げんかや嫉妬の言葉があふれ、 やがて私たちは、教授と教え子たちの関係が変わる瞬間を目撃することになる。

ドキュメンタリータッチのフィクション。

The_academy_of_the_muses_2

最初は授業中の議論だけど、映画の内容は、どこにでもある男女の話になっていく。

なんだかんだ言っても芸術の原動力って、性欲を伴う情熱じゃない?
男にとってミューズは、そういう相手じゃないの?

女の私には、教授の浮気の言い訳にしか思えなかった。
妻との議論では、き陽樹が段々滑稽に見えた。

妻と教え子の会話は、妻に軍配を上げるわ。
もうあなたは彼のミューズじゃないと言われるけど、どうせまた別のミューズができると言い返す。

高尚なミューズ論ではなく、男の浮気を徐々に観客に感じさせていく手法なのかな。
今までにない、不倫映画の手法と言えるかも。

(鑑賞日1月13日)

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» 『ミューズ・アカデミー』 2016年11月18日 スペイン大使館 [気ままな映画生活 -適当なコメントですが、よければどうぞ!-]
『ミューズ・アカデミー』 を試写会で鑑賞しました。 ちょっと難しい。。。というか全然理解できんかった 愛と欲望とミューズ・・・ ドキュメンタリーのようでフィクションである。 あの教授がモテることは無さそうであるが、 なぜか女子に人気があり、 奥さんとは仲が悪そうである。 その辺はリアルかフィクションかは不明であった。 ダンテと詩を知らないと理解できないので ハードル高めの映画です。  ↓良かったら押してください ...... [続きを読む]

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