スパイダーマン：ホームカミング

ハイテクになったスーツ

公式サイト　http://www.spiderman-movie.jp

監督：　ジョン・ワッツ　　「COP CAR／コップ・カー」

ベルリンでのアベンジャーズの戦いに参加し、キャプテン・アメリカからシールドを奪って大興奮していたピーター・パーカー(トム・ホランド)。彼はニューヨークに暮らす１５歳の高校生。放課後は、憧れのトニー・スターク＝アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)が開発した特製スーツに身を包み、スパイダーマンとして街のパトロールに精を出しながら、早くアベンジャーズの仲間入りをして、一人前のヒーローとして認められたいと思っていた。そんな中、地球外の物質から強力な武器を作り出し、ニューヨークを危機に陥れようとしている連中を発見する。アベンジャーズに任せろとのスタークの忠告にもかかわらず、ピーターは、たった一人で敵に挑むが…。

ＩＭＡＸ３Ｄ字幕版で鑑賞。

これまでのサム・ライミ版やマーク・ウェブ版と違い、ベンおじさんはもう亡くなっているし、すでにスパイダーマンとして活動している設定。
カメラマンのアルバイトはしていないみたいだけど、ネットに色々アップしているみたい。
そしてピーターのおばさん役はマリサ・トメイで、ずっと若くなっている。

成績は優秀なものの、高校では冴えない奴というのは同じだけど、ヒロイン役も、近年人種の多様性を重んじるためか、金髪の白人ではない。

リズ(ローラ・ハリアー)

ミシェル(ゼンデイヤ)

主役のトム・ホランドは２１歳だけど、小柄だし１５歳でもＯＫ。
彼は身体能力が高いので、これまでの主演者と違い、多くのスタントをこなしているそうだ。

これまでスーツはピーターの手作りだったけど、今作では、スタークが作った機能満載のスーツを着用。

全体的にとっても現代的になってるわ。

映像的にはちょっと不満な部分もあるけれど、ストーリーとしては気に入りました。
ユーモアがあるし、早く大人になりたい、好きな子と付き合いたいなどなど、１５歳らしい心情や心の葛藤がよく表現されていると思う。

ピーターの親友は金持ちの息子ハリーだったけど、今作では太っちょでアジア系のネッド(ジェイコブ・バタロン)。
成績優秀でコンピューターも使いこなすけど、お笑い担当。
これもなかなか良いね。

悪役エイドリアン・トゥームス＝バルチャーは、マイケル・キートン。

まさかあの娘の父親だったなんて、ピーターと一緒に驚いたわよ。

スパイダーマンは次のアベンジャーズにも出演するせいか、本作にはトニー・スタークのほかにも、キャプテン・アメリカやジョン・ファヴロー、そしてグウィネス・パルトロー も出てきたのは驚いたわ。
エンドロールの後の映像にも、笑わせていただきました。

スタン・リーは窓から文句をいう役で、分かりやすかったわ。
９４歳なのに、元気ですよねえ。

(鑑賞日８月１６日)