ワンダーウーマン
愛が女を覚醒させる
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman
監督: パティ・ジェンキンス 「モンスター」
ゼウスが創った女性だけが暮らす島に生まれ育った、王女ダイアナ(ガル・ガドット)。ある日、彼女は浜辺に不時着したパイロットのスティーブ・トレバー(クリス・パイン)を助けた事から、外の世界で戦争が起きていることを知る。彼女は「世界を救いたい」と強く願い、二度と島に戻れないと知りながら、スティーブとともに旅立ち、イギリスへと渡る。
2D字幕版で鑑賞。
アメリカと違って、日本には昔から少女漫画があって、主人公の女の子が悪い奴をやっつけるってのは、珍しくないのよね。
その点では、特に目新しいとは思えない。
でも美しくて強いヒロインが活躍するのは、スカッとする。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」ですでに登場しているワンダーウーマン。
パリのルーブル美術館で始まり、過去を回想する形で物語が進みます。
ここのところのワーナーの、バットマンとスーパーマンのシリーズはシリアス路線でしたが、本作ではかなりユーモアを入れていますね。
人間界から隠されて、女性だけが暮らす島で王女として生まれ育ったダイアナ。
女性戦士の中には、トップモデルやプロのスポーツ選手、フィットネス専門家もいるそうです。
筋肉増量やウエートリフティング、心機能増強、アーチェリー、剣さばき、乗馬などのあらゆるトレーニングが課せられ、男を倒せる兵士に見えるように鍛え上げられたんですって。
皆、男前女子に仕上がってます。
ダイアナが島を出るきっかけは、第一次世界大戦です。
ダイアナは、戦争が起こるのは軍神アレスのせいと信じていて、アレスを倒せば平和になると信じている。
人間界の事に関しては世間知らずなので、その部分で観客の笑いをとりますね。
純粋で誠実なダイアナですが、ロンドンに着いてからの彼女は、男尊女卑の社会も知らないので、同等の言動をしようとするのを、スティーブが度々制止しなくてはなりません。
パトリック卿(デヴィッド・シューリス)には、きっと裏の顔があるだろうと思っていましたが、 まさかあそこまでとは思いませんでしたー。
ナチスの毒ガス兵器の使用を阻止しようと、戦場に向かったワンダーウーマンとスティーブの仲間たち。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」に出てきた写真が、いつどこで撮られたのかも明らかになりました。
「ワイルド・スピード MAX」でガル・ガドットを初めて見て、すごい美人だわあと思ったけど、まさかアメコミヒーローで一気にメジャー女優になるとはねえ。
本作では、ドレス姿もたくましくなってますね。
クリス・パインはヒロインのお世話係のような役割ですが、いいとこ持っていきますねえ~。
アクションだけでなく、泣かせどころもあるストーリーでした。
そして、ダイアナの戦争に関する質問。
なぜ人間は戦争をするのか。
これには考えさせられますね。
世界を救うのは、やっぱり愛でしょうか。
(鑑賞日8月25日)
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【ストーリー】
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パトリック卿は確かにあそこまで!でしたね。
彼女の生い立ち、正体がわかったことでは大変よかったし、ガル・ガドットの美しさは最高でした。
DC作品は彼女に引っ張って欲しいところです。
いつもTBありがとうございます。
投稿: atts1964 | 2017年9月 3日 (日) 22:03
★atts1964さん
人間社会の闇を知ってしまったヒロインですが、
これからも頑張ってほしいですね。
投稿: 風子 | 2017年9月 4日 (月) 08:47
TBありがとうございます。
ドイツ軍があっさり島のバリア(?)を通り抜けて、びっくりでした。(^^;)
デイビッド・シューリスはバリバリのアクションというイメージが無いので、それもびっくりでした。
写真のいきさつが分かって、こういう事だったのかと思いました。
11月公開予定の『ジャスティス・リーグ』が楽しみです。
投稿: すぷーきー | 2017年9月 5日 (火) 16:02
★すぷーきーさん
島のバリアは、なんか杜撰な感じが。(笑)
次はジャスティス・リーグですね。
投稿: 風子 | 2017年9月15日 (金) 09:32