パターソン
永瀬さんのアーハ?が良い
公式サイト http://paterson-movie.com
監督: ジム・ジャームッシュ 「コーヒー&シガレッツ」 「ブロークン・フラワーズ」
ニュージャージー州パターソンに住む、バス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)。彼の1日は朝、隣りに眠る妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをして始まる。いつものように仕事に向かい、帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅しローラの隣りで眠りにつく。そんな一見変わりのない日々の中で、彼は周囲の何気ない出来事の中から、詩を紡ぎ出してノートに書き留めていく。
パターソンという街に住む、パターソンさんの一週間のお話。
何気ない日常の繰り返しで、途中ちょこちょこ寝てしまいました。
ちょっと疲れていたせいもあるかもしれません。
何気ないいつもの日常だけど、全く同じわけではなく、ちょっとずつ違う。
パターソンはいつも妻の隣りで目覚めるけど、チラシにあるように、寝姿はちょっとずつ違う。
無口で穏やかなパターソンと違って、妻のローラは活発でアーティスト気質。
妻の言動に共感しているわけではないけど、反対はせずに受け入れる。
妻を疎ましく思っているわけではなく、愛情を持っているのがわかるのも良いわ。
ローラも、夫の事がとても好きなのよん♪
「ギフト 僕がきみに残せるもの」を見た後なので、裕福でなくてもこんな日常が過ごせるのは、ものすごーく幸せなんだと思うわよ。
パターソンは、携帯電話を持っていないし、パソコンを使う事もない。
詩を書くのが趣味で、ノートに書き留めているけど、誰にも見せていない。
そのノートがめちゃめちゃになって、落ち込むパターソンさん。
そして一人で散歩に出て、詩が好きな日本人と出会う。
それが永瀬正敏。
本作の監督の1989年の「ミステリー・トレイン」に出演しているそうです。
この二人の会話がすっごく良かったです!
ユーモアもあるし、パターソンの心の内を見透かしたような、永瀬さんの表情とセリフが〇。
ほっこりするし、またパターソンさんの一週間が始まるのがほほえましいです。
(鑑賞日8月29日)
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☆・・・やっぱ、いい。 私の人生に影響を与えた30人を選ぶとしたら、ジム・ジャームッシュは欠かせない。 そのデビュー作からタイムリーに生きてこられた幸せを実感しつつ、 その市井の徒の淡々とした、でも目の離せない生き方、 スタイリッシュさ、 徹底的に構築されたデザインの数々、 詩的なカメラワークの迷宮性、 美女に美少女、ブルドッグ、バーのマスターと常連に、会社の同僚、バスのお客さんたち、街の人々、その会話...... [続きを読む]
TBありがとうございます。
同じく、睡魔と戦いました。(^^;)
最初、パターソンが静かすぎて、不幸なのかと勘違い。
実はただ穏やかなだけで、妻と幸せな日々だったんですよね。
ポストの謎や、まるで事情を知ってるかのような日本人の「アーハ」も面白かったです。
投稿: すぷーきー | 2017年9月 5日 (火) 16:14
★すぷーきーさん
こんな日常も幸せなんだと、
こちらも穏やかな心持ちになりました。
永瀬さんの演技も良かったですよねえ。
投稿: 風子 | 2017年9月15日 (金) 09:35