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2017年10月 2日 (月)

アメイジング・ジャーニー 神の小屋より

神の助言

The_shack

公式サイト http://www.amazing-journey.jp

原作: 神の小屋 (ウィリアム・ポール・ヤング著/サンマーク出版)
監督: スチュアート・ヘイゼルダイン  「エグザム」

マック(サム・ワーシントン)は愛する妻(ラダ・ミッチェル)と3人の子供たちに囲まれ、幸福に暮らしていた。ある日キャンプ中に、湖で長男と長女が乗っていたボートが転覆し、マックが息子を助けているうちに、末娘ミッシーがいなくなった。捜索から数時間後、廃れた山小屋で血に染まったミッシーのドレスが発見される。そこに残された証拠から、警察が追い続ける連続殺人犯の凶行であることは間違いなかったが、ミッシーの遺体が見つかることはなかった。年月がすぎても、マックは深い悲しみから抜け出せず、妻や子供たちとも距離ができ、家庭は崩壊寸前だった。そんなマックの元へある日、「あの小屋へ来い」と書かれた奇妙な招待状が届く。疑念を抱きつつもマックは一人、山小屋へ向かう。

映画紹介番組で、クリスチャン向けの映画だと思ったけど、サム・ワーシントンが出演するので見に行きました。

この映画に、原作があるとは知りませんでした。
全米でベストセラーになったけど、クリスチャンの間でも、賛否両論だったらしい。

どうしよもなく悲しい時や辛い時、宗教が心の支えになる事もある。
映画の内容にはも共感できる部分も、できない部分もあったけど、ひとりきりでは立ち直れない時、心のよりどころを何かに求めようとするのは無理もない事。

同じく、子供を失った悲しみを乗り越えようとする、「ラビット・ホール」を思い出しました。
乗り越え方は、人それぞれ。

それと、人が人を裁く事の難しさ、赦す事の難しさも感じました。
誰かの善は、誰かの悪かもしれない。
人間は煩悩の塊だから、世界はなかなか平和にならないのよねえ。

クリスチャンで、仲が良かったマックの一家。

The_shack_3

キャンプに出掛けた先で、愛する末娘がいなくなった。
捜索の結果、おそらく殺されていると思われるが、遺体は発見できなかった。
時が過ぎても父であるマックは、深い悲しみから抜け出せないまま。

長女は、自分がふざけたせいでボートが転覆し、水中から長男を助けるために父がミッシーのそばを離れたからだと、自分を責めている。

家族それぞれが、悲しみや怒り、後悔の念にとらわれたままで、家庭は崩壊の危機。

大雪で、家に一人でいたマック。
郵便受けに、奇妙な招待状が入っていた。
パパよりとなっていたけど、妻はいつも、神のことを「パパ」と呼んでいるの。
誰かのいたずらか、それともミッシーを殺した犯人からなのか?
いぶかりながらも、マックは山小屋へ行きます。

山小屋の中には誰もいなかったけれど、不思議な人たちと出会います。

The_shack_2

石田純一の娘、すみれが出演しているとは知りませんでした。

マックは子供の頃、アル中で母親に暴力をふるう父親を許せなかった。
で、ある日父親が飲む酒瓶に、殺鼠剤をいれます。
そういう罪を背負っている。

全くの善人でないことがみそ。

(鑑賞日9月26日)

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【映画】あ行」カテゴリの記事

コメント

非常に宗教色の強い作品でした。だから丁寧すぎるほど、主人公が立ち直っていく姿を段階を踏んでいましたね。
ある意味残酷なんでは?と感じるほどの展開でしたし、自分はやはり許せないところを感じました。
犯人は登場しませんでしたが、犯人を許すことはやはりできませんね。だからあの手を触れられない娘との再会、ここは悲しかったです。
いつもTBありがとうございます。

★atts1964さん
罪を憎んで人を憎まずっていうのは、
難しいですよねえ。

マックも罪人なので、
その兼ね合いを問われている感じのところもありましたね。

ボロクソな感想なのにTBありがとうございます。(^^;)
長女ケイトが可哀想でした。
『ラブリーボーン』の時も思ったんですが、遺体が帰ってこなくても平気な家族にモヤモヤします。

★すぷーきーさん
クリスチャンにも賛否両論だったらしいので、
仏教徒には納得できない事が多かったです。

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» アメイジング・ジャーニー 神の小屋より★★・5 [パピとママ映画のblog]
ウィリアム・ポール・ヤングのベストセラー小説を映像化した感動作。連続殺人犯に愛する者を奪われ、崩壊寸前の危機にあった家族に救いの手を差し伸べる3人組と父親の心の旅路を描写する。苦悩する主人公を『タイタン』シリーズなどのサム・ワーシントンが熱演。オスカー...... [続きを読む]

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