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2017年10月 9日 (月)

スイス・アーミー・マン

死んでるけど、生きている?

Swiss_army_man

公式サイト http://sam-movie.jp

無人島で助けを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにその時、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気付く。まさかと思ったが、思い切ってまたがってみると、まるでジェットスキーのように勢いよく海面を滑り出した。死体はその後も驚くほどの多機能ぶりで、追い詰められたハンクの窮地を救っていく。やがて過酷なサバイバルの中で、2人のあいだには確かな友情が芽生える。

ダニエルくんは死体役だと聞いていたので、セリフはないのだと思っていました。

Swiss_army_man_2

だけど途中からしゃべりだし、ポール・ダノとの二人芝居になりました。
死体の名前は、メニー。

Swiss_army_man_3

無人島で助けを待つも、その見込みが無くなり、自殺しようとしていたところ、波打ち際に死体が流れ着いた。
その死体のお尻からガスが噴出するのを利用し、海面を進んでいくのがチラシの画。
そして、なんとか陸地にたどり着く。

家に帰ろうと、サバイバル開始。
死体のダニエル君は、ガス噴射だけでなく、便利な機能が色々。
本作のタイトルは、スイスアーミーナイフのように、便利な死体って事ね。

森の中には、キャンプをした人たちが捨てていったゴミが、所々に散乱している。
その中から食べ物をあさったり、休息できる場所を作ったりしました。
森にゴミを置いていくな!との意図も、本作にはあるのかな?

最初、ハンクのスマホの画像は、ガールフレンドなのかと思いました。
ハンクの現実の私生活は意外な物でした。
ちょっと危ない奴か?
幼い頃からいじめられっ子。母親は亡くなっていて、父親には低能と言われ、仲は良くなさそうだし、孤独だった。

メニーはハンクの幻想か妄想なのかと思いましたが、違うんですね。
メニーは、ハンクに勇気をくれた。
ふたりは本当に友達になっていたのね。
意外なラストで、笑ったわ。

(鑑賞日10月6日)

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コメント

TBありがとうございます。
なんと言ったらいいのか…不思議な話でしたね~。(^^;)
観る前は、てっきりサラはハンクの彼女なのかと思ってましたよ。
メニーがハンクを女装させたのも意味不明でした。(笑)

★すぷーきーさん
奇妙な映画で、どう展開していくか読めませんでしたね。
かわったファンタジーものでした。

ラストはどっちに転ぶのか?すべては幻想だったのか?
この決着のつけ方が独特だったと思いますが、それはそれでつじつまが合いませんがね。(^^)
いつもTBありがとうございます。

★atts1964さん
独創的で奇妙な内容でしたねえ。

こんにちは。
私も妄想みたいなオチなのかと思いましたが違いました 笑
ファンタジーのような....不思議な作品でした。
ダニエル・ラドクリフくんの死体役はお見事でした。
さまざまな噴射には笑いました~

★yukarinさん
死体から噴射した水は、
飲みたくなーい!と思いました。(爆)

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