« レオ 44歳 | トップページ | ヴェノム »

2018年11月16日 (金)

ボヘミアン・ラプソディ

クイーンとロックしよう

Bohemian_rhapsody

公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody

監督: ブライアン・シンガー

複雑な生い立ちや容姿へのコンプレックスを抱えた孤独な若者フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。個性的なメンバーの集まりは、互いに刺激し合うことで音楽的才能を開花させ、常識にとらわれない革新的な曲を次々とヒットさせるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。

今でもCMソングに使用されるクイーンの曲の数々。
ファンでなくても、彼らの曲を耳にしている人は多いはず。
当時のロックバンドとしては珍しく、メンバーは高学歴のインテリだったのねえ。

↓実際のメンバー
Queen

最初に人気が出たのは、本国イギリスやアメリカではなく日本だったとか。
そのためか、日本びいきだったと聞いたことがある。
映画の中でも、フレディが長襦袢をガウン代わりに着ていた。

フレディが、エイズで亡くなったのは有名。
近年だと、アダム・ランバートをボーカリストとして、ツアーをしましたね。

曲は知っていたけれど、グループの内情をこの映画で知ることができました。
メンバーはそれぞれの才能のある人たちだったのね。
喧嘩をしていても、曲作りやレコーディングが始まると、一緒に作り上げていく。

Bohemian_rhapsody_2

当時はゲイであることを公表できる状況ではなく、バンドは成功しても、フレディは孤独を募らせていくばかり。
他のメンバーはそれぞれ家庭を持っているけど、恋人だったメアリーも彼から離れ、新しい恋人がいる。
彼の孤独、苦悩や葛藤がとてもよく伝わってくる。
ソロアルバムを制作するも、クイーンのメンバーが自分にとっていかに特別で大事な存在だったか思い知らされる。

最初に撮影したのは、ラストのライヴシーンだったとか。
それには驚かされたわ。

Bohemian_rhapsody_3

まさに、会場に自分がいるかのように感じられる圧巻の映像です。

それにしても、ラミ・マレックの激似ぶりはすごいですねえ。
こんなに演じられるなんて、思っていませんでしたよ。

映画の完成まで主役や監督の交代などで難航したけれど、いい出来ですね。

(鑑賞日11月12日)

« レオ 44歳 | トップページ | ヴェノム »

【映画】は行」カテゴリの記事

コメント

TBありがとうございます。
オープニングの20世紀FOXのファンファーレ(?)も、いつもと違ってロック調でしたね。
監督交代は知っていましたが、主役が交代したとは知りませんでした。
誰が演じる予定だったんでしょうか?
映画鑑賞後、本物のライヴ・エイドの映像を見てみたら、この映画の再現レベルがすごかったことが分かりました。

★すぷーきーさん
サシャ・バロン・コーエンが主役の予定だったらしいです。
そのあと、ベン・ウィショーも。

一緒に歌いたくなる映画でした。

やっぱり最後のライブエイドシーンが凄いですね。
当時盛り上がっていた、救済のチャリティーの盛り上がりを思い出しました。
いつもTBありがとうございました。

★atts1964さん
ラストのライブシーンには引き付けられますね。
当時は本当に凄かったんでしょうね。

風子さん☆
最後のライブが最初の撮影だったのですか!?
良くあそこまで仕上げてましたよね…
ラミくん全く別人のようで、仕草も胸毛もそっくりでした(爆)
それにしても日本人凄いですね!クイーンを最初に発掘した人は表彰ものです~~

★ノルウェーまだ~むさん
あのラストを初日の撮影にするなんて、
すごいですよねえ。
クイーンにとって、日本のファンは特別なのはうれしいですね。

演じてる俳優も実際に歌と演奏できるまで死にもの狂いでしたし
それがあったから最後のライヴエイドも本物の迫力が出たんでしょうね。

★itukaさん
演じた俳優さんたちに拍手です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ボヘミアン・ラプソディ:

» ボヘミアン・ラプソディ・・・・・評価額1750円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
魂の歌を聴け! 冒頭のロックな20世紀フォックス・ファンファーレからテンションMAX、今年一番のアガる映画だ。 20世紀の音楽シーンを代表する、数々の大ヒット曲で知られるイギリスのロックバンド、クイーンのリードボーカルで、45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーをフィーチャーした音楽伝記映画。 
1970年にブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンド、スマイルにフレディ...... [続きを読む]

» 「ボヘミアン・ラプソディ」 [或る日の出来事]
フレディ、そして、クイーン! [続きを読む]

» 映画『ボヘミアン・ラプソディ』★フレディの魂の歌声よ!大音響の応援上映求む!(^^)/ [yutake☆イヴの《映画★一期一会》]
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/175831/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。 このタイトルで、誰(たち)の話かわかる。(*^^)v そう!クイーン♪ そして、フレディ・マーキュリー♪ 1985年 ウェンブリー・スタジアム。 ライヴ・エイドのステージに上がろうとするフレディを、カメラが追う。 それか...... [続きを読む]

» 「ボヘミアン・ラプソディ」感想 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
どこをピークに持って来て、どの曲を使うのかな?と思っていたら、良い感じにまとめてましたね! [続きを読む]

» ボヘミアン・ラプソディ [象のロケット]
1970年、イギリス・ロンドン。 昼は空港で働き、夜はライブ・ハウスに入り浸っていた青年フレディは、ギタリストのブライアンとドラマーのロジャーのバンドの新しいヴォーカリストとなり、ベーシストのジョンを加え、ロックバンド「クイーン」として活動を始める。 数々のヒット曲が生まれ、彼らは世界的大スターとなるが…。 音楽ヒューマンドラマ。... [続きを読む]

» 「ボヘミアン・ラプソディー」☆応援上映!! [ノルウェー暮らし・イン・原宿]
クイーンファンの★ちゃ★の長引いた風邪が治るのをずっと待っていた。 やっと実現した応援上映!彼女がサイリウムを準備してくれて準備万端☆ 18時50分からだけあって、クイーンと共に青春を過ごしてきた年代のサラリーマンもたくさんで、当然のように満席だったのだけど…おや?意外とおとなしいよ?応援上映なのに…... [続きを読む]

» 「ボヘミアン・ラプソディ」感想 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
どこをピークに持って来て、どの曲を使うのかな?と思っていたら、良い感じにまとめてましたね! [続きを読む]

» 『ボヘミアン・ラプソディ』 2018年12月1日 TOHOシネマズ市川 [気ままな映画生活 -適当なコメントですが、よければどうぞ!-]
『ボヘミアン・ラプソディ』 を鑑賞しました。 出遅れること3週間でやっと鑑賞。 今日は映画の日だからかなり混んでて当日にチケットを買おうとした私は都会では見れませんでした。 【ストーリー】  1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー... [続きを読む]

« レオ 44歳 | トップページ | ヴェノム »

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ