エンテベ空港の7日間
まだ終わっていない
公式サイト http://entebbe.jp
実話を基にした映画
監督: ジョゼ・パヂーリャ 「ロボコップ (2014)」
1976年6月27日。イスラエルのテルアビブからパリへ向けて出発したエールフランス139便が、武装した4人にハイジャックされる。犯人のうち2名は、パレスチナ解放人民戦線のパレスチナ人、残り2名は、パレスチナの大義に同調するドイツ極左の過激派グループ“革命細胞”のメンバー、ヴィルフリード・ボーゼ(ダニエル・ブリュール)と、ブリギッテ・クールマン(ロザムンド・パイク)だった。やがて飛行機はハイジャックを支援するアミン大統領が待つウガンダのエンテベ空港へ降り立ち、人質たちは空港ビルの旧ターミナルに監禁される。犯人側から服役中の仲間たちの釈放などの要求を突きつけられたイスラエル政府では、ラビン首相(リオル・アシュケナージ)が交渉で解決できる道を模索する中、国防大臣シモン・ペレス(エディ・マーサン)はテロリストの要望に応えることに反対し、士官たちとひそかに人質奪還計画を進める。
ダノエル・ブリュール出演作なので、見に行きました。
救出劇メインのアクション映画とかではなく、犯人のうちのドイツ人2人の心情と、イスラエル政府の苦悩を中心に描いている。
なぜドイツ人のボーゼとクールマンは、パレスチナ人に協力する事になったのか。
なぜ、ハイジャックという手段なのか。
要求が受け入れられなかった時、人質を自分は殺せるのか。
一方、犯人から要求を突き付けられたイスラエルは、首相と国防大臣の意見が対立。
ウガンダの兵士が結構死亡しているのに驚きました。
犯人たちの護衛についていたのだから、当然かもしれないけど。
この事件に対し、国際世論はどうだったんだろう。
2千年もの間、国を持たない流浪の民だったユダヤ人。
イスラエル建国のため、難民となったパレスチナ人。
イスラエルとバレスチナの間は、今だ和平には遠い感じよね。
根深いものだから、厳しいのね。
(鑑賞日10月11日)
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