テッド・バンディ
本当はどっち
公式サイト http://www.phantom-film.com/tedbundy
実話の映画化
原作: エリザベス・クレプファーの回顧録「The Phantom Prince:My Life With Ted Bundy」
1964年、ワシントン州シアトル。シングルマザーのリズ(リリー・コリンズ)は、バーでテッド・バンディ(ザック・エフロン)と出会い、やがて彼女の幼い娘モリーと3人で暮らすようになる。幸せな生活を送っていたが、1974年、若い女性の行方不明事件が多発していることが新聞で報じられ、その後テッドは誘拐未遂の容疑で逮捕されてしまう。
実話なので、テッドが犯人なのはわかっている。
殺人鬼の話だけど犯行の場面ではなく、一緒に暮らしたリズの視点から見たテッドの話。
リズは唯一殺されなかった女性と宣伝しているけれど、他にもいたのね。
誰でも善悪両面を持っていると思うけど、どっちがどのように表に出るのかは人それぞれ。
環境によっても違うだろうし。
リズもずいぶん迷ったのでしょうね。
愛しているから、いい所だけを信じたかったっていうのもあるのでしょう。
犯行があった時間にリズと一緒にいたならアリバイがあるわけだし、彼女も何か疑問に思う事があったのでしょうね。
映画ではちょっとだけそういう場面があるけれど、テッド・バンディのwikiを見ると、もっと色々とあったらしい。
実録の映像も出るんだけど、本人のは警察に捕まってからのだから、特別イケメンに見えない。
wikiに高校時代の写真があるけど、それを見るとイケメンだったのね。
それにしてもテッドにとって、殺す殺さないの基準は何だったんだろう。
それを本人に一番聞きたかったな。
ジョン・マルコヴィッチが、裁判の判事役。
リズの同僚ジェリーには、天才子役だったハーレイ・ジョエル・オスメント。
もう31歳なんですね。太ったおっさんになっててびっくり。
(鑑賞日12月21日)
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