007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
やっと公開
ダニエル・クレイグ最後のボンド
公式サイト https://www.007.com/no-time-to-die-jp
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ 「ジェーン・エア」
ボンド(ダニエル・クレイグ)は00エージェントを退き、ジャマイカでマドレーヌ(レア・セドゥ)と静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックス(ジェフリー・ライト)が助けを求めてきたことで、平穏な生活は突如終わってしまう。科学者オブルチェフ(ダーヴィッド・デンシック)の行方を探し出すという任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。
去年公開の予定が、コロナのせいで延期に次ぐ延期。
やっと公開になりましたね。
前半は畳み掛けるようにアクションの連続。
気が抜けませんねえ。
でも、後半は長く感じました。
日本テイストが多めの本作ですが、やはり日本人が見るとちょっとへんてこりん。
それは仕方ないのでしょうねえ。
宣伝でも出てきた能面ですが、なんか私には安っぽく見えるんですよねえ。
能面て、角度によって微妙な表情の変化が感じられると思うんですけど、それがないような。
全くの素人なので、もしかして使用された能面はそれなりに高い物なのかもしれませんが、表情が平坦でおもちゃのお面のように感じてしまいました。
北方四島のあたりのような島が、重要な悪の拠点となっていますね。
今回の悪役サフィンには、ボヘミアン・ラプソディで一気に知名度が上がったラミ・マレック。
レイフ・ファインズとベン・ウィショーのまろやかな声は好きです。
ボンドガールのアナ・デ・アルマスはお笑い担当でもあり、面白かった。
ボンドの引退後、7の番号を与えられていたのが、ラシャーナ・リンチ。
こちらはかっこいい女性を演じています。
物語のベースにはラブストーリーがあります。
ボンドとマドレーヌの切ない愛。
愛に死す。
さらばダニエルボンド。
次のボンドは誰になるのか。
「007 スペクター」の感想はこちら
「007 スカイフォール」の感想はこちら
(鑑賞日10月8日)
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<能面ですが、なんか私には安っぽく見えるんですよねえ
私もそう思いました。
その結果か?ヴィランの迫力不足の気持ちに拍車がかかりました....
投稿: onscreen | 2021年10月13日 (水) 08:24
★onscreenさん
><能面ですが、なんか私には安っぽく見えるんですよねえ
>私もそう思いました。
>その結果か?ヴィランの迫力不足の気持ちに拍車がかかりました....
能面て、顔を隠すのではなく、感情を代弁するものとして使用してほしかったです。
敵役にも、精神的重みをや渋さを感じさせてほしかったですねえ。
投稿: 風子 | 2021年10月13日 (水) 21:30
<感情を代弁するものとして使用してほしかった
ですよねえ!
本来、能面は少しずつ角度をかえることで光の
当たり方とともに感情を表現するものでしたよね。
その繊細な感覚は監督にはなかったのか?!
余裕がなかったのか?!(大作だけに 笑)
投稿: onscreen | 2021年10月15日 (金) 06:04