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2021年10月 7日 (木)

MINAMATA―ミナマタ―

水俣の家族

Minamata

実話を基にした映画

公式サイト https://longride.jp/minamata

1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する世界的写真家ユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな彼の前に、日本語の通訳として現れた女性アイリーン(美波)は、日本の水俣市で、工場から海に捨てられている有害物質が多くの人々を苦しめている現状を撮影して、世界に伝えてほしいと頼まれる。水俣の惨状に心を痛めたユージンは、現地での取材を開始するが…。

見ているのがつらい映画でしたけど、水俣のことが知れてよかったです。
水俣病患者と家族の闘いは、まだ続いているのだ。

この映画で、ユージン・スミスという写真家を知ることができました。
彼のことを何も知らなかったので、映画だけだとわかりにくいところもありました。

映画鑑賞後に、ちょっとネットで調べてみましたよ。
スミスは従軍記者として沖縄戦に行き、重傷を負ったんですね。
アル中になるのも仕方がないようなケガだったのね。

日本での五井事件でさらに重傷を負い、後遺症で亡くなるなんてね。
3年間水俣に住んでいたスミスは、どんな気持ちで暮らしていたのかなあ。

映画で出てきた入浴する母娘の写真は、テレビか何かで目にした気がします。
他人には見せたくない家族のひどい状態の姿を写真に撮られるのは、とても辛い事だと思いますが、スミスの誠意が伝わり、彼が信頼されたから撮れたのでしょうね。

スミスは、ネイティブアメリカンの血を引いているんですね。
それでジョニー・デップは、この役を受けたのかしら。

日本人キャストを使ってくれているのがうれしいです。
真田広之、國村隼、加瀬亮、浅野忠信らが出演。

(鑑賞日10月4日)

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