峠 最後のサムライ
武士道を貫き生きた男
公式サイト https://touge-movie.com
原作: 峠 (司馬遼太郎著/新潮文庫)
慶応3年(1867年)。大政奉還により徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍(旧幕府軍)と西軍(新政府軍)に二分されていく。そして慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助(役所広司)は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。しかし和平を願って臨んだ西軍との談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。
松たか子さん出演作なので、見に行きました。
河井は、時代が移り武士の時代は終わっていく事も十分わかっていた。
民を守るため、何とか戦を避けたかった。
しかし努力もむなしくそれができなくなった時、譜代大名牧野家の家老として、徳川家を裏切って西軍につくことはできないと、負けるとわかっていた戦に臨んだ。
むなしいですねえ。
戦争で傷つき犠牲になるのは、一般人です。
河井は武士としての死にざまを貫きました。
合戦のシーンがメインはなく、河井の人となりに重点が置かれているので、映画としての面白みは薄いです。
当時の社会情勢と、河井継之助という人物を知るための映画かな。
(鑑賞日6月17日)
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