ラーゲリより愛を込めて
希望を支えに
公式サイト https://lageri-movie.jp
実話を基にした映画
原作: 収容所から来た遺書 (辺見じゅん著/文春文庫)
監督: 瀬々敬久 「とんび」 「護られなかった者たちへ」 「明日の食卓」
第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された山本幡男(二宮和也)は、ほかの大勢の抑留者たちとともに、飢えと寒さと重労働に苦しめられていた。過酷な日々に耐えられず、命を落とす者が続出する中、山本は帰国の希望を捨てずに、仲間を励まし続ける。山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していく。
実話の映画化というので、興味を持ちました。
シベリアの収容所の過酷さは、これまでテレビや映画でずいぶん見てきました。
飢えと寒さで、死亡者は多数。
主人公の山本は、妻子との再会を心の支えとして、収容所での生活を耐え続けた。
山本同様、日本にいる家族を思う捕虜は多い。
しかし、希望を持つものは少ない。
絶望から自殺行為に走る者もいる。
収容所で皆が世話をしていた犬のクロは実在し、帰国者を乗せた船を追いかけて来たのも事実だそうだ。
船を追いかけて来たというのは、クロがとってもかわいがられていた証拠ですよね。
予想通り、ハンカチ必携の映画でした。
戦争は、勝っても負けても悲劇しか生まない。
ウクライナ侵攻も、早く終わってほしいです。
(鑑賞日1月21日)
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