« 湯道 | トップページ | アントマン&ワスプ:クアントマニア »

2023年3月 9日 (木)

エンパイア・オブ・ライト

希望をもって

Empire-of-light

公式サイト https://www.searchlightpictures.jp/movies/empireoflight

監督 サム・メンデス

1980年代初頭のイギリスの静かな海辺の町、マーゲイト。地元の映画館、エンパイア劇場で働くヒラリー(オリヴィア・コールマン)は、過去に辛い経験をし、今も心に問題を抱えていた。厳しい不況と社会不安の中、夢を諦めて映画館で働くと決断した黒人青年スティーヴン(マイケル・ウォード)がやって来る。職場に集まる仲間たちの優しさに守られながら、過酷な現実と人生の苦難に常に道を阻まれてきたヒラリーとスティーブンは、次第に心を通わせ始める。しかし時代の荒波が2人に容赦なく襲い掛かってくる。

アカデミー賞ノミネート作品ですね。
1980年代のイギリスの様子を知らないと、わかりづらいかも。
時代背景は重要。

冒頭の医師とのやりとりで、ヒラリーが精神的な疾患で通院しているらしいのがわかる。
いったいどのような状態なのかと思いながら、映画は進みます。
コリン・ファースが、パワハラ、セクハラのゲス野郎を演じていてびっくり。

精神疾患を持つヒラリーと、人種差別に苦しめられるスティーヴンの年の差カップルのラブストーリー。
映画館のスタッフたちが、ふたりの味方になってくれるのが良かったです。

夢をあきらめて映画館勤めをするスティーヴンが、ヒラリーに励まされて、夢に再挑戦。

映画館に勤めているものの、そこで映画を見たことがなかったヒラリーが、映画を見た時の様子がとてもいいです。
やっぱり映画は映画館で見たい。

 (鑑賞日2月26日)

« 湯道 | トップページ | アントマン&ワスプ:クアントマニア »

【映画】あ行」カテゴリの記事

コメント

スタッフ同士が助け合う姿にジンときました。
凄い映画ではないけど、しみじみする佳作でしたね!

★onscreenさん
>スタッフ同士が助け合う姿にジンときました。
>凄い映画ではないけど、しみじみする佳作でしたね!

地味な作品ですが、前へ進む勇気と希望が感じられました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 湯道 | トップページ | アントマン&ワスプ:クアントマニア »

2024年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ