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2023年5月10日 (水)

蟻の王 (仮題) (イタリア映画祭にて)

なぜこれが犯罪

Il-signore-delle-formiche

1960年代末、同性愛に対する差別がはびこる中、教え子の青年と恋に落ち、教唆罪で投獄された実在の詩人で劇作家アルド・ブライバンティの人生にインスパイアされた物語

2023年秋全国順次公開予定

アルド・ブライバンティ(ルイージ・ロ・カーショ)は、蟻の生態研究者であり、詩人・劇作家としてピアチェンツァ郊外の町で芸術活動を行っている。彼が主催するサークルには多くに若者が集まるが、同性愛者のアルドに対し、町の人々の目は厳しい。サークルに集う若者の一人リッカルドの弟エットレ(レオナルド・マルテーゼ)は、アルドに出会い、保守的な家族からは得られなぬ安らぎを得るようになる。二人はひかれあい、エットレは家族の反対を押し切ってアルドとローマに移り住む。1965年エットレの母と兄がアルドを訴えると、アルドは逮捕され、エットレは精神科病院に送られる。ファシスト政権下で成立した教唆罪を問う、初めての裁判が行われる。

劇場公開時には、邦題が変わる可能性がありそうです。

実話ベースの物語。
映画祭のパンフレットの解説で、当時のイタリアの社会情勢などを知りました。

映画では、同性愛者が、いかにひどい扱いを受けていたかわかります。
この当時、同性愛者の治療として、電気ショックが使用されていたのですね。
うつ病患者もそうだったけど、現代からするとひどいものですよね。

だいたい、同性愛は病気ではない。

エットレ役は、映画初出演の新人俳優さんだそうです。
証言台に立ったエットレの様子の演技は、とても良かったです。

ブライバンティを擁護する記事を書く新聞記者のエンニオに、エリオ・ジェルマーノ
2007年に映画祭で来日した時は、若手の演技派俳優と言われていたけど、すっかりベテランですね。

上映後に、主演のカーショ氏のQ&Aがありました。
とっても小柄な人でびっくり。
途中でジャケットを脱いだら、二の腕が結構マッチョでそれにもびっくり。

映画には出てこないけれど、裁判での判決文は、中世の魔女狩りみたいにひどいものだったと語っていました。
ラストの方に雨が降り出すシーンがあるのですが、それは偶然だそうです。
それに合わせるために、機械で雨を降らせた部分もあるそうです。

(鑑賞日5月3日)

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