弟は僕のヒーロー
思春期だもの
公式サイト https://mimosafilms.com/hero
原作:弟は僕のヒーロー (ジャコモ・マッツァリオール著/小学館文庫)
イタリアに住む高校生のジャコモ・マッツァリオールが、2015年3月21日「世界ダウン症の日」に合わせて、ダウン症の弟ジョーを主人公に据えて一緒に撮影した5分のショートムービー『ザ・シンプル・インタビュー』をYouTubeに公開するや、瞬く間にイタリア国内外で60万回を超えて再生され、主要各紙が取り上げるなど大きな話題となった。それが大手出版社の目に留まり、ジャコモが弟との物語を執筆。2016年に出版された原作は、ヨーロッパ各国で翻訳出版され、スペインのエル・パイス紙に、2017年最も興味深い児童書に選出されました。
姉と妹がいる5歳のジャックは、両親から弟が生まれると聞いて、大喜びする。そして、生まれた弟ジョーは、「特別」な子だと両親から教えられ、きっとスーパーヒーローなんだと思い込んでいた。しかしやがて「特別」の意味を知ったジャック。高校に入り恋をした彼は、弟の存在を周囲に隠そうとして、嘘に嘘を重ねるうちに、大事件を引き起こしてしまう。
家から近い村の高校ではなく、バスで30分かかる町の高校へ進学したジャック。
ま、その理由も、高校の下見に行ったときに、同じく下見に来ていた女の子が目当て。
家から近い高校なら、ジャックの弟の事は皆知っていただろうけど、町の高校では、クラスメートは彼の家族を知らない。
年頃のジャックは、ダウン症の弟ジョーの事が恥ずかしくて、存在を隠そうと嘘をつく。
「ギルバート・グレイプ」を思い出したりしました。
知的障害のある弟の事を疎ましく思うこともあるけれど、やっぱり家族を愛しているギルバートと、共通するなと思いました。
実話が基になっているし、イタリアらしい家族の一体感が良かったです。
入場者プレゼントで、ヴェンキのチョコレートをもらいました。
(鑑賞日1月17日)
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