ブリーディング・ラブ はじまりの旅

欲しかったのは愛

実の親子共演作

公式サイト　https://longride.jp/bleedinglove

何年も疎遠だった娘(クララ・マクレガー)のある出来事をきっかけに、父(ユアン・マクレガー)は娘をニューメキシコ州のサンタフェに、青い８０年型トラックで旅に連れ出す。しかし娘との関係を修復したくても、どうすれば溝を埋められるかわからない。娘は幼い頃の父との楽しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許せず、反発を繰り返す。

実際の親子の関係を表しているところもあるのかなあと思った作品。

ユアンは２２年連れ添ったクララの母はと離婚。
正直、ユアンの離婚は驚いたな。
離婚後、クララはユアンに反発して会わない時期もあったらしい。

ユアンは離婚後、メアリー・エリザベス・ウィンステッドと再婚し、彼女との間に男の子がいる。

ネタばれで、感想おば。

徐々に二人の当たりの現状と、心情がわかるようになっている。
娘はドラッグの過剰摂取で死にかけた。
離婚後疎遠だった父は、何とか楽しく過ごそうとするが、反発する娘にどう接していいかわからない。
旅行中もタバコやドラッグとアルコール摂取をやめない娘。

父親も昔、アルコール依存症で離婚。
今は再婚して男の子がいる。

父親の友人の所へ行くとの旅だったが、実は娘をリハビリに入れようとしていたのがばれて、ますます反発する娘。

でも、父親が自分を愛してくれていたことを知る。

やっぱりね、両親に愛されていると感じていれば、こんな依存症にはならなかったんじゃないかな。
ラストの父と娘の笑顔が良かったわ。

(鑑賞日７月２２日)