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2024年12月28日 (土)

侍タイムスリッパー

時代劇で生きる 🎬

Samurai-ts

公式サイト https://www.samutai.net

会津藩士高坂新左衛門(山口馬木也)は暗闇に身を潜めていた。
「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。
名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。
やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。
新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。
一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ、少しずつ元気を取り戻していく。
やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。
(公式サイトより)

上映館1館から広がった映画。
上映時間131分という長さを感じさせない、映画だった。

新左衛門は下級武士なの。
だから余計に、家老じきじきの密命は名誉なことなんですね。
長州藩士と刀を交えている最中に、タイムスリップしてしまった。

江戸末期からいきなり現代に来て、わけがわからず戸惑う様子は笑えるし、幕府が百数十年前に滅亡した事実を知り、死を覚悟する様子にも納得できる。
笑いとシリアスな場面のバランスが良く、殺陣も見ごたえがありました。

時代劇の現状を伝えつつ、時代劇への思いも伝わってきました。

タイムスリップしたのが、新左衛門だけではなかった展開もよくできていたし、今度はお前かというラストの映像にも笑えました。

(鑑賞日12月19日)

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【映画】さ行」カテゴリの記事

コメント

上映館たった1館からの出世映画ですか〜

確かに面白い!

からの日本アカデミー賞 作品賞とな!!!

★onscreenさん

>からの日本アカデミー賞 作品賞とな!!!

体調をながらく崩してしておりまして、今頃になってすみません。
すごいですよね。映画の評価は予想できませんよね。
規模は関係ありません。

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